巣立ちの後
子供が家を離れてからやがて2週間が過ぎようとしている。
12年前、小学校に上がるからという理由で東京から帰ってきて同居を始めるまでの日々から一転、今の自分は子供を送り出して子供はもう大学生だ。
寂しいのかな?とか、喪失感から具合が悪くなるのかなとか色々考えていたのだけど、結果、本当に手のかかるこのせいか寂しさもなく、これからの生活は大丈夫かな?とか、いつでも行ける段取りをして、いつも通り状況が変わるだけで12年間何も変わらずにあの子のことを考えてるなと。
状況があると、自分は大きく変わってしまうんじゃないかと少し不安になる。
生活習慣を見直すときや、引越しをするとき、転職をするときや、子供と離れるとき。
でも根っこの自分はそれほど変わらずあまり自分のした心配は杞憂に終わることが多い。
違うことの方が重要だったりするし、この考えていることと結果が違うこと、案ずるより産むが易しか。
そのことの方がいつも多かった気がする。
まーこれからは、後ろに控えながら状況をしっかりみて動きましょうね、と自分に言いたい。
下手に最善はこれではないかとかで、ベターなことばかりしてその場面の答えがない状況は避けるようにして生きていかないと、なるべく人の通った道を行く。
40にして迷わず、とももはや40は迷えずともさまざまな言い方ができるが取り返しのつかないラインまで時間が進んだのが40の様。
これからは自分の体の心配をして、先長く生きていくことに気をつけて生きていかないとなと思う。
子供のことを第一にと、18年間気を張り続けたんだ。
これからは自分のこともしっかり考える。
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