【日本語教師】大学院卒業した私が今、何をしているか?
こんにちは。日本語教師のさじここです。
私は2019年4月に国立大の大学院(日本語教育)に入学し、修士1年の秋に出産で休学、コロナが発生した年の2020年春に復学し、この春(2022年)無事大学院を修了しました。
で、最近、大学院の後輩や知り合いから「で、卒業後の今何をしてるんですか?」と質問されることが多いです😅
まあ、「大学院までいって大層な仕事をしているだ」と思われて聞いてきているのか、「だだの話題の一つ、興味本位で聞いてきている」のかはわかりませんが、気になるようです。
私が反対の立場でも気になります。
現在、私が何をしているかと言うと…
①italkiなどでのプライベートレッスン
②某大学の教材、テスト作成の仕事×2
③日本語教育関係の研究補助の仕事×1
(④投稿論文執筆)
です。
大学院卒業する前は、どこかの組織の所属して日本語教師の仕事をしようかと思いましたが、なかなか入国制限が緩和されず自分の通える範囲の求人はほとんどありませんでした😅
うちの大学はそれほど大きな大学ではないので留学生数が少ない…
大学院で修士を取得したいと思った理由の一つが「大学で日本語を教えること」でした。
しかしそのハードルは高く、母校の大学で日本語を教えるには業績が必要で、最低、投稿論文2本ないと非常勤講師として採用されないとのことでした😥
ただでさえ条件が厳しいのに、コロナで働けない人が多いので、求人の倍率が上がっています……
ということで、修論を書き終わってからもずっと論文を書き続けています(笑)
在学中よりも真剣に論文と向き合っている今日このごろです😅
で、大学では働けなく日本語学校などの求人もなく、「どうしよう…無職かも…保育園のお金がやばい…」と思っていたら、italkiで結構レッスン予約がコンスタントに入るようになった&知人の知り合いのウズベク人へのプライベートレッスンを頼まれ、なんとかなっています(笑)
コロナで保育園がしょっちゅう休園になるので、やっぱり在宅で働けるのは助かります😭
②③の大学の教材・テスト作成や研究補助の仕事は、大学院の先輩と先生から依頼され、行っている業務です。
大学院でのつながりが今のフリーランスの働き方を支えてくれているといっても過言ではありません!
italkiの予約はいつなくなるかわかりませんから、安定的な集中があると精神的に楽です😭
フリーランス日本語教師を目指したい方は、ぜひ「固定収入+italkiなどの不安定な仕事」の掛け合わせがいいかと…
じゃないと気持ちが折れてしまいます😥
私の②③の仕事も締め切りに追われ大変な部分はありますが、日本語教育の広い世界を垣間見れて楽しいです。
自分は事務仕事が向いていないと思っていましたが、案外やっていけることもわかり、人生わからないものだなぁ…(笑)
大学院に行ったからこそ、柔軟な思考で物事を見れるようになったと思います。
日本語教師の仕事も、「日本語学校などで教えることだけではない」ことに気づけたのも大きい。
修士号を取得できたので、世界は広がった気がします。
(私は大学ではまだ教えられる人材にはなれてませんが(笑)😅)
でもやっぱり、大学院はめちゃくちゃ高い自己投資だったと感じますよ。
いつになったら、この投資した費用を回収できるのは検討もつかないので…(汗)
大学院に行きたいと思っている方は、その当たりをしっかり考えたほうがいいですね。
今はこの変わりゆく日本語教育業界で生き延びられるようスキルを磨き、コツコツみなさんからいただいたご縁を大切にがんばろうと思います。