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忙しさを楽しさに変える!毎日を前向きに過ごすための時短マインドテクニック

猛暑が続く日本。あれもやらなきゃ、これもやらなきゃとやることがどんどん積み上がっていくのに、暑さでなかなか動き出しができない。仕事だけでなく、プライベートも充実させたいのに、忙しくてなかなか楽しみを見出せない。そんな方も多いのではないでしょうか?

今回は、こころにちょっとゆとりを作ってくれるような、忙しさを楽しさに変える時短テクをご紹介します。


「忙しい」がつらい理由

気づいたらものすごい集中していてあっという間に時間が過ぎてしまっていることってありますよね。その状態をフロー状態といいます。

フロー: flow)とは、人間がそのときしていることに、完全に浸り、精力的に集中している感覚に特徴づけられ、完全にのめり込んでいて、その過程が活発さにおいて成功しているような活動における、精神的な状態をいう。

Wikipedia フロー (心理学)

つまり、忙しくてもフロー状態になることができれば苦しくないのです。しかし、そうもいかないのが現実。なぜ、忙しいとつらいのでしょうか?

仕事が効率化できていない

ひとつの仕事に専念できている方は少ないと思います。例えば、経理をやりながら採用担当をされている方、マネジメントをしながら自分自身も手を動かしているエンジニアの方、そして働きながら子育てをしているみなさん。同時多発的に仕事をこなしている+タスク効率化を考える暇もない状態。割り込みタスクに集中が続かず失敗、落ち込んでしまうことも……

こころに余裕がない

このような状況が続くと時間の余裕だけでなく、こころの余裕もなくなってしまいます。時間外労働に対する法規制も厳しくなっている昨今ですが、ライフワークバランスが伴わないと、趣味や家族との時間が取れず、ゆとりがなくなってしまいます。こんな状態で、楽しいと思えるわけがありません。

忙しいを楽しいに変える

ある日の社長からの一言

筆者の会社では社長と1対1で面談ができる機会があります。現状を聞かれ、兼務だらけで作業をこなしきれない、私だけではなくみんなそうだと伝えたところ、言われたことにはっとしました。

「作業と呼んじゃうと、つらく感じるよ。」

「それ」をなんと呼べばいいかは人それぞれ決めればいい。目的を考えてみよう、「それ」をクリアしたときに待っていてくれるものがある、と。

「楽する」ではなく「楽しい」

社長の仕事ぶりを見ていて思うことがあります。それは「楽(らく)」をしているのではなく、「楽しく」仕事をしているということです。もちろん楽をすることは決して悪いことではありません。楽できるところはしっかり楽に行きましょう。ここでの定義は以下の通りです。

楽する:今目の前にある仕事だけを片付ければいいと思って仕事をすること
楽しい:未来のことを考えて仕事をすること

筆者個人的見解

人には現実思考の方もいれば、未来志向の方もいます。両方存在するから多様で面白い。しかし、忙しいをつらいと思う現実を見るべきか、それとも「それ」をクリアしたときに待っている未来を見るべきか、この状況だと一目瞭然ですね。

結局「楽しい」はどうやって生まれる?

前置きが長くなりましたが、本題。
まず、前提として「忙しい」という状況はすぐには変えられません。むしろ暇すぎても人間は思考が止まり、脳が老化してしまいます。成長を止めないために負荷をかけつつ、楽しいと思える方法は?

私は「それ」を「ゲーム」と呼ぶ

仕事をゲームみたいに楽しめるわけがないとお思いのあなた。その通りです。無理やり楽しもうとするのではなく、無理やりゲームにしてしまえばいつの間にか楽しんでいる、そんな状態を作り出すのです。ゲーム化すると上手くいくというのは冗談ではなく、楽しむ・片付く・早く終わるが叶います。

× 「無理やり」楽しむ
〇 「無理やり」ゲームにする

筆者理論

筆者が実際に職場で実践しているゲーム化を2つご紹介します。

 ひとりビンゴ大会
やり方は簡単。マス目を書いてそれぞれの枠にタスクを書いていきます。1ビンゴでコーヒーを淹れる、2ビンゴでお菓子開封、オールビンゴで定時ダッシュです。

 一反木綿退治
こちらも簡単。縦長の伏せんにやることを縦書きで書いて、縦に並べる。顔を書くのもよし。デスクにたなびく一反木綿ご一行の登場です。「1」一反木綿退治する毎にデスクがきれいになっていく。全部退治できた暁にはご褒美にありつけます。

共通していること

2つのゲームには共通点があります。それは「全体像が見える」ということです。全体俯瞰できると、次はこれをやろう、こっちを先にやった方が効率的だと気づくことができるんです。

全体像把握・整理整頓
→楽しむことでスピードアップ
早く終わる・時間ができる
未来に目を向けて自分のスキルアップや業務改善を考えることができる

そしてアナログゲーム化にはちゃんと訳があります。実際に手で書くことによって、脳が活性化され、やるべきことが整理されます。終わったマスを塗りつぶしたり、付箋をはがしたり、体を動かすことも刺激になりますし、集中力アップにつながるため、フロー状態に入りやすくなります。

筆者体験談

筆者自身ががSHElikesというコミュニティを利用してどのように楽しくスキルアップをしているのかをご紹介します。

SHElikesは様々なクリエイティブスキルをオンラインで学ぶことができる女性向けのキャリアスクールコミュニティです。デザイン・ライティング・マーケティングだけでなく、ビジネス知識や起業、データ分析など、日々勉強できるコースがアップデートされており、今まで触れてこなかった世界に気軽にチャレンジすることができます。

休日のパターンです。
まず朝に1日のやりたいことをメモ帳に書き出し、ビンゴカードにして活動開始!

□動画を見てデザインスキルを勉強。
コンペ作品としてバナー制作。
□シーメイト*さんのコミュニティイベントに参加。
ライターコンペ作品をもくもく会で執筆。
□お仕事獲得のイメージをつかむために公式イベントのアーカイヴ視聴。
□夜、モチベーションを維持しようとコーチング
*シーメイト:SHElikesを受講している方の総称

その他にも、読書・洗濯・翌週の作り置き3品。これで9つのマス目が埋まりました。どんどん塗りつぶしていくとクリアしたものが目に見え達成感もあります。

とある日のビンゴカード

もちろん、丸1日自分の時間に使えない方もいると思います。SHElikesには「ながら学習」できる仕組みがたくさんあります。例えば、通勤途中や家事をしながら動画を視聴したり、コミュニティイベントは耳だけ参加OKなのでお子さんをあやしながら聞いているなんて方もいらっしゃいます。忙しい中に楽しいを作り出す仕掛けがたくさんあり、時間有効活用の味方になってくれる存在です。

時短に繋がる最大のテクニックこそ「楽しむこと」

時間は有限です。「忙しいから何もできない」ではなく、そこにいかに「楽しさ」を見出せるか。それが生産性を上げ、結果として時短に繋がるのだと感じます。

この記事がみなさんの「楽しみ」づくり、時短のきっかけになっていれば幸いです。



よし、執筆完了。

さよなら一反木綿さん



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本記事はSHElikesの受講生を対象とした「SHEライターコンペ」の応募作品です

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