風の時代を在り方革命で
フジミドリの在り方革命、完結です。お読み頂き、本当にありがとうございました。
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では、最後の対話ですが、賢者さまとは何者なのでしょう。何方にいらっしゃるのか。
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「儂はいつでも、中心におる」
『それならば、何方の中心でも』
「うむ。ハラを意識すれば会えるぞ」
『それはそれは、心強いお言葉』
「頭や心に意識を置く者が多い時代じゃ」
『もしかして、賢者さま──』
「ああ。寂しいのぉ。実に寂しい」
『おやまあ。そうでいらした』
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現代人である私たちは、何か難事があれば、すぐに頭で対応策を考えます。心に湧き起こる喜怒哀楽で揺れ動いてしまうのです。
先人が語り伝えたハラとは仙骨です。腰の真ん中、背骨の最下端に在る掌大の骨一つ、上半身と下半身を繋いでいます。
仙骨を取った瞬間、私たちは即死。医師で、ご存知ない方もある時代となりました。
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『えぇぇぇ。マジですか』
「うむ。実際、取った医者がおってな」
『ゲゲッ、もしかして患者さん』
「亡くなった。そんな怪我ではなかったが」
『まぁ、医学は案外、頼りにならないって、今回の騒動でバレちゃいましたけどね』
「地球人は、医学に過大なる期待を抱いた。見果てぬ夢に、金を掛け過ぎたのじゃ」
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頭脳は情報を蓄えておく場所。心は感情を味わう機能。そして、仙骨から叡智が浮かぶ。と、お伝えして参りました在り方革命。
現代医学が軽視している仙骨──老若男女、何方でも今この瞬間から使えます。条件などございません。しかも無料なのです。
面倒な手続きや段階を踏むやり方、厳しい修行も必要ありません。ただ仙骨を意識なさるだけで、道が拓けて参りましょう。
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『革命と仰るからには、変えるのですか』
「いや。全てそのままでよいのじゃ」
『うーん。問題は山積みですけど』
「仙骨を意識するだけで宜しい」
『──あれれ。仙骨を意識したら、頭の考えや心の思い、薄らぐような気がします』
「そのような仕組みなのじゃ。これは、科学でもスピリチュアルでもないぞ」
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物は試し。息を吐きながら、意識を降ろしていくのです。ただ中心の仙骨へ──
頭の考えや心の思いはそのまま。仙骨を意識するだけ。リセットです。ゼロになる。
一旦ゼロになってからであれば、考えや思いも、違う捉え方ができるでしょう。
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『そのままでよい──賢者さまのお言葉ですが、現状を我慢しろと聞こえたり、夢がないとお感じの方もいらっしゃるようです』
「うむ。わかるぞ。じゃが、物事は時々刻々と変わるもの。細胞からして新陳代謝する。それら全てがそのままでよいのじゃ」
『ああ。そうなのですね。このままでよい。ええ。自分に囁くとラクになれます』
「何度でも囁くとよい。息吐いて、瞑目し、中心を意識する。儂は中心におるぞ」
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私たちは、このままではいけないと、思い込まされて参りました。正解がある。間違えたらダメ。権威者の言葉を聞け。逆らうな。
成績を上げろ。売り上げは伸ばせ。向上しないと時代に遅れる。死は敗北──死後の世界について、何も知らず、怖れてきたのです。
このままでよい。誰からも言って貰えなかった言葉。今ここで、お伝え致します。
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あなたはそのままでよい
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「儂らは、大宇宙の法則から生まれた。完全完璧な法則である。小賢しい頭で考えた法律など、死後の世界では通用せんよ」
『私たち全員、必ず死にますからね。死んだらどうなるのか。死後の世界を知らないと、どう生きていいのかわかりません』
「わっはっは。だから騙されるのじゃ。知ったかぶりが多いからのぉ。中心じゃ。自分の仙骨に訊けば宜しい。全て中心に在る」
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仙骨と出逢って30年。私は自分の中心に尋ね続けて参りました。少しずつ、苦悩の闇に光明が差してきたところでございます。
とはいえ、令和元年5月1日、ちょうど還暦を迎えた私です。若い頃と比べ、身体は衰えて、頭の働きも鈍り、心許なく感じます。
フジミドリと西遊記でマガジン7つ。毎日読むならば、其々一か月ほど。全220記事、我ながらよく書いてきたものだなぁ──
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『では賢者さま、ざっくり纏めて参りましょうか。まず、大宇宙の法則がありました』
「うむ。法則でないものはない。人も法則の一部。それを思い出すことが理解じゃ」
『理解した通りに人生を映し出す。始めから終わりまで決まってる映画。変えられない。理解の深さだけを変えられます』
「だから、このままでよい。肉体は脱ぎ捨てるが魂は永遠不滅。何度でも生まれ変わり、進化の旅は続いていくのじゃ」
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人生は決まってます。変えられません。このままでよいのです。決まっている通りに淡々と熟すだけ。ご安心下さい。
頭や心で、どんな考えや思いが浮かんでも、問題ございません。ただ中心を意識するだけで、深い理解が得られるのです。
生まれ変わっても理解は活かされる──そのような道筋を、お伝えして参りました。
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『そろそろ年末。落ち着かなくなるのです。忘れ物でもしたような、ワクワクするような気分。やれやれ、まだまだ悟れていません』
「そのままでよいのじゃ」
『え~でも、心地よくないですよ』
「この世で幸せになろうとするものじゃが、肉体次元は不自由である。不自由を味わってこそ、自由自在が理解できる仕組みじゃ」
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此処が理解の正念場。この世で、安心立命は得られません。限りある次元だからです。
邂逅が憧憬。別離は悲哀。愛の歓喜。理不尽への憤怒。ただ感じるだけでよいのです。
真の安寧を得るのは次なる世界。この世は備える場所。死後に使う理解力を磨き、蓄えておくことができるのです──
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『頭の知識や考え、身体の経験や思い出は、死んだら消えてなくなりますものね』
「素直に浮かぶ感覚、ハッと気づく道理、仙骨を通して魂に蓄えておくことじゃ」
『成し遂げた業績ではなく、感じて理解した波動が魂の得点になるのでしたね』
「先に逝った人や動物が待っておる。楽しみに生きたらよいぞ。夢でも会えるがな」
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2年半に渡り、書き綴って参りました在り方革命を、一旦ここで完結致します。
春からは、私の実人生で、どのように理解が深まるかを語れたら。そう考えております。
フジミドリで物語。西遊記は書き上げる経緯など。楽しみつつ続けたい。お付き合い頂ければ嬉しく思います。
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「実話か虚構、わからん私物語やな」
『そう。真相は藪の中ってわけ』
「こっちは、どうすんねん」
『揺さんとお喋り解説しようか』
「塾の先生は教えたがり」
『あはは~バレテーラ』
「こっちだけの人も、楽しめんとな」
『スビバセン。考えてなかった』
「まぁ、そのような在り方や」
『なら揺さん、ネタ探しに映画でも』
「お。マトリックス4やね』
『ひとまず皆さん、🙋』