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小説に関する誤解
小説は想像で随筆は事実。これが一つ目の誤解です……どうでしょう。誤解と言うより建前なのかもしれません。
私は平成元年から塾講師です。
小学生から浪人生まで「小説は想像で随筆は事実」と教えて参りました。入試問題がそのスタンスで作問されるからです。
本当かな~怪しい🗿
疑っておりました。小説だって事実を書いてる一面があるんじゃないの。随筆って想像が入ったりしないだろうか。
⭐ ⭐ ⭐
そこで、この【物語講座】を構想する折り、もっと自由に捉えたいと考えました。
小説で随筆で事実で想像。堅苦しい枠組みを超えた新しい物語が浮かんだのです。
それがナラティブ🙌
⭐ ⭐ ⭐
かつて私は、プロ作家を目指したことがございます。現役のベテラン作家さんに添削指導を受けておりました。
初めのうちは調子よく進んでいたのです。
お陰様で、それまで何作か応募したけれど、なぜ新人賞の選考に通らないか、その理由がようやくわかって参りました。
デビューできるかも💖
先生からもご好評を頂き、希望が見えてきたのです。
ところがある時から意見は食い違って、どうにも引けなくなってしまいました。
若かったなあ( ̄。 ̄;)
⭐ ⭐ ⭐
あはは~私はもう還暦を過ぎてます。今から見て若いので当時は既にアラフィフでした。でもやっぱり若かった( ̄▽ ̄;)
読者を喜ばせるために書く🌸
これが受け入れられないのです。いえいえ。プロなら当然のことです。私だって、初めはわかっておりました。
けれど添削指導が進むにつれ、少しずつ疑問は膨らんできます。ついにある課題について衝突です。長文メールのやり取りでした😱
これが私の考える小説に関する誤解の二つ目です。自分を喜ばすために書いてもいいのではないか。そう思うのです。
⭐ ⭐ ⭐
添削の先生には感謝しかございません。私の小説と将来性を認め、プロ作家の道へ引き留めようとなさったわけですから。
とはいえ議論し尽くして、円満ではあるものの袂を分かちました。
後悔ありません🌿
あそこで自分に忠実だったから今がある。
⭐ ⭐ ⭐
よくありますね。願えば叶う。成りたい状況をイメージして成り切った気分に浸れ。
願望実現メソッド🎊
文やイラストや写真で欲しい物リスト作り。自分に宣言するアファメーション。潜在意識を使えば何でも望みのまま叶う。
やってみたのですが、私の場合は満足しちゃって終わるのです。
こうなったらいいと想像し空想し浸っていると、本当にそうなった気分、やりたいことができて嬉しくなってああシアワセ🙌
できたからいいや🌈
達成して終わってしまう。もはや甘美な過去の思い出となるのです。もういいよ。オレの中で済んでる──
⭐ ⭐ ⭐
いいかもしれない。
そう思います。
だって叶ったら怖い願望ってありませんか。これはマズいだろう。ヤバいよね。でもついなんというか妄想しちゃうこと。
紙上で叶えて満足💏
成り切って浸り切って叶えるのです。意識の世界は自由自在。何でもできる。どこへも行ける。どんな自分も思いのままです。
⭐ ⭐ ⭐
従来通り小説と随筆を分けてお書きになる。それも大いに結構だと思います。
私は小説と随筆の枠を取り払い、自由自在に羽ばたくナラティブで楽しめました。本当に心地よい1年半だったのです🌿
皆さまに心から感謝🙇
誠にありがとうございます
ではまた💚
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