平和の祭典が遺すもの
オリンピック報道で手のひら返し。どう思われますか。ご質問を頂きました。いつものように、賢者さまにお尋ねして参りましょう。
今回は、女子大生がお相手です。では、透き通る伸びやかな歌声を聞きながら🎶
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「なんじゃね。手のひら返しとは」
『オリンピックに反対していたタレントが、始まった途端に応援するんです。その変わり身ってまぁ、ウザいというか』
「ふむ。まず確認しておこう。政治家やマスコミの言動は、国民のレベルが反映されておるのじゃ。鏡に映る自分の姿であるな」
おっと、これは耳の痛い話です。あれって私たちの姿。トホホ~やだなぁ。批判してる場合じゃありません。情けなくなります。
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『そっかぁ。でもなんか、言われてみればそうかもだけど。ピンときません』
「わっはっは。さもあろう。他人事に感じてしまうのじゃよ。意識が、大地に縛りつけられておる。時には、俯瞰するとよいぞ」
『それって、空高くから見るわけですか』
「ほぉ。空高くとな。本来は、中心の仙骨を意識すればよい。全方位へ行き届くのじゃ。ふむ。なかなかに面白いアイデアである」
『マジですかぁ』
「宇宙の旅人になってみるかの」
『キター。宇宙人👾』
🚀 🚀 🚀
もしも、宇宙人がいたらと夢想します。地球より、遥か先へ進化した惑星に住む魂です。平和の祭典に、何を感じるでしょう。
「自分が宇宙の旅人としたら、地球のオリンピックは、どう見えるじゃろうな」
『ええっと。宇宙人って、国籍とか人種とか宗教とか、超えちゃってるんですよね。それならきっと、生温か~い目で見るかも』
「なるほど。宇宙人は自由自在の境地じゃからな。競い合って優劣を決めるなど、幼稚園児の運動会に微笑む雰囲気かのぉ」
『それか、お金のためって思うかな。ソ連が不参加の1984年ロス五輪から、ビッグなビジネスになったんですよね』
💰 💰 💰
あ。そう言えばこのオリンピック。経済効果を謳って、大騒ぎの誘致でした。これから、収支決算が問われるわけです。
『でも、この状況じゃ、そんな儲かってるはずありませんね。ちょっとヤバいかも』
「わっはっは。誰がどう責任をとるかのぉ。恐らく、言葉を濁してうやむやにする。感動したからいいとかなんとかな。国民性じゃ』
『えぇ~でも税金ですから。 予想できない緊急事態なんて、言い訳になりませんよ。トップの人は、あらゆる場面を考えなくちゃ』
税金を使ったのは主に設備投資です。たとえオリンピックが中止でも、経済効果は変わらない──まぁ、お金は回るんでしょうが。
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「ふむ。宇宙人の目には、低次元の力比べに映るじゃろう。大宇宙から見れば、チリの如き星で、身内同士の自慢大会に過ぎん」
『代理戦争って聞いたことあります。国民のガス抜きっていうか。意識を逸らす的な?』
「地球人にはまだ、他者と競い争う気持ち、優劣をつけたがる心が残っておるのじゃ」
なるほど。否定できません。自国の選手が対戦すれば応援します。逆に言えば、他国の選手が負けるよう、想念を発しているのです。
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『個人的には、馬術競技の表彰式が印象に残ってます。お馬さん達、可愛かったなぁ』
「ほほぉ。これはまた、美しく揃っておる。パッサージュという最高難度のステップじゃよ。懐かしいのぉ。若い頃を思い出す」
『え。賢者さまって──』
「わっはっは。遠い昔の話であるな。この星で経験した、懐かしい思い出じゃよ」
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「これまで、メダリストに頭を下げさせて、誰が一番偉いのかを権威付けておった」
『そっかぁ。偉い人からメダルを貰うんで、お辞儀するんですね。変わったかも』
オリンピックで、一番の勝者は誰か。メダリストではありません。背後で操っている既得権益者だったわけです。
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「時代は変わったぞ。もはや、権威が必要ない世界へ移っていく象徴じゃよ。とはいえ、全般的な感想はどうかね」
『そうだなぁ。ちょっとハデなコンサートって感じですかね。 大学がテレワークで、行くとこないから、ヒマ潰しに眺めてました』
「国の威信をかけて、闘う時代ではないな」
『そういうのって重たいですぅ。どこの国とかって、関係ありません。カッコいいとか、カワイイとかってなら応援しますね』
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パンデミックを切っ掛けとして、変化が加速しています。新しい時代の幕開けなのです。私たちは、歴史の転換点に生きています。
「地球に起こる出来事は、地球人の集合意識を顕わしておる。鏡に映る己の姿なのじゃ」
『そうかもと思ったり、認めたくないって感じたり、なんだかグルグル回ります』
「それが、大地に縛りつけられた心の正体。コロコロ変わるからこころ。不自由じゃな」
時には、自由自在な宇宙人の目から見ればよいのですね。ゆるやかな風に吹かれて、ふわふわ飛んで行けそうかも(*⌒▽⌒*)
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