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霊界ウラ道ツアーご招待

「しっかしフジさん、悪戯坊主いたずらぼうずやな」
『スビバセン。若気わかげいたりです』
「若気いうとしやあれへん」
幼稚園児おぼっちゃまくんだったかな』

「けど、そういえばわたしも」
『やっぱあるんだ。罰当バチあたりな悪さ』
「祖母にもろうた御守おまもりけたんや」
『あはは~オレだけじゃない!』

♡♡♡

こんにちは。フジミドリです。誕生日に贈る種観霊シュミレイ、お楽しみ頂けましたでしょうか。



種観霊とは、現実をタネとして、霊魂たましいの目から観るという道術どうじゅつ稽古けいこです。

観方が変われば、在り方は見直せます。心地ここちよく自由自在このままでよいになるのです。

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『もっと、ヤバいことやってるからね。神棚かみだな開けて、中身なかみすり替えたもんな』

「とんでもないガ──お子ちゃまやで」

神主かんぬしさん呼んで、大人親類たちは皆、拝んでるわけよ。オレの入れたチョコレート』

低級霊ていきゅうれいこわない、書いてたけど、あんた、それでおかしく☆☆☆☆なったんとちゃう?」

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全国神道しんとうファンの皆さま、スビバセン。 幼児の悪戯とはいえ、不敬ふけいな私でございました。

実際、祖母と同居して、毎朝神棚を拝み祝詞のりとも挙げていたおない年の従兄弟いとこは、喘息ぜんそく発作ほっさを起こしてしまったものです。

私に教唆そそのかされ、神棚にあった襤褸ぼろきれを、共犯で捨ててしまったばかりに。

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「ははぁ。フジさん、今のうち洗いざらいぶちまけて、懺悔ざんげしとこいうハラやな」

『だって、どうせ幽界ゆうかいったらバレちゃうからね。こっちで隠したこともさ』

「よく言うやん。地獄じごく閻魔えんまさまに問い詰められる。隠し立てでけへん。さばかれる」

『あはは~誰も裁かないよ。全部バレるからね。否応いやおうなく自分で懺悔したくなるの』

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こちらにいる間、人生を振り返って明らかにしたほうが、幽界へ進んで楽なのです。

もちろん、決まっている人生です。ご自分を責めるとか、後悔などはりません。

そんなことがあったわぁ、やらかしたぜぇと光を当てさえすればよろしいのです。

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『ただ、子供ながらに、そんなことでバチを与えるなんて偽物にせものだ、そう思ってたんだよね』

「子供だからこそ、ホントんとこが見える、そういうのあるかもしれへんな」

『大人ってバカだなぁ、チョコレート拝んでるよ、一人でクスクス笑っていたからさ』

「大人は既成概念おもいこみとらわれとるからな。フジさん、ませガ──栴檀せんだん双葉ふたばよりや」

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無邪気な子供とはよく言ったものです。人生経験による、先入観や偏見のない頃の方が、真実を見抜いていることもあるのです。

同じように、知識や経験があるから、必ずしも優れているわけではなく、かえって物事の本質を見抜けていないことも──

何も知らないからこそ、曇りのない目で本質を見通すことは、ありることなのです。

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外見かおかたちって変わるじゃない』
「鏡を見るたび、溜め息やで」
『でも、変わらない自分もいる』
「鏡を見んと、そうかもな」

道術どうじゅつでは、個性と性格に分ける』
「ははぁ。どっちが個性かわかったで」
『さっすが~ようさん。話が早い』
めてもろうて、若返った気分や」

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個性と性格。辞書の説明ではなく、感覚的な表現となります。個々に特有の性質が個性。つまり、霊魂たましいの色合いと申しましょうか。

一方の性格は、性別に基づく格式。生まれながらの男女によって規定される性質。後天的な慣習と言えましょう。

端的にまとめるなら、個性が変わらない。けれども、性格は変わっていくのです。

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「なるほど。そうやね。あの人、性格悪いなぁは言うけど、個性悪いは言わへんよ」

『うん。それで今回の私物語ミーナラティブは、個性の自分として書いたのね。生まれた時からずっと変わらず、死んでも残る自分だよ』

「ははぁ。この世にありつつ、死後の世界、生まれる前からおるとこへ戻るわけや」

『眠っている間、霊界まで行けるけど、情報が多過ぎて脳に入り切らない。でも、個性の自分に成り切る。謂わばウラ技ルートかな』

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言葉づかいはともかく、私たちの中には、生まれてから死ぬまで変わらない何かがある。

そして一方、変わっていく何かも。

この事実から、あるがままそのままに見直せば、おのずと視野は広がるのです。

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「誕生日の私物語、読んで思うたんやけど、あれ、そのまんま、わたしの物語や」

『わかるわかる。オレも書いてる途中、意識がフワ~ッと広がっていくようでさ』

「読んでくれはる人の代わりに書く?」
『書かせてもらってる感じかな』

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お読み下さる皆さまに代わって書く──何とも不遜ふそんな考えに聞こえるかもしれません。

とはいえ、この感覚をて、書けるようになった。そんな気が致します。

私は、何度も手直しする推敲型凝り性ですが、途中でちょっと恥ずかしいな、カットしなくちゃと思うこと、多々ございます。

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「自分の意志いうより、書かせて頂く感じやから、ずくても書き切るわけや」

『頭の考えや、心の思いじゃなく、もっと深い意識の領域にアクセスするというか』

「通じとるんやね。そうか。根源もとは一つなんやろなぁ。映画も音楽も同じかしら」

『根底では一つだって理解があれば、競ったり争ったり、なくなるんじゃないかね』

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もちろん、すべて私の想像もうそうです。とはいえ、このように理解すれば在り方が見直せる。

在り方を見直せば、脳の情報処理は変わる。別人になると言ってよいでしょう。

眠りで神経回路が造り替わる。目覚めれば、生まれ変わって新たな自分です。もう一つ別の人生あなたを生きられます。

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「あっはっは。また、そんな調子のええことうて、ツボでも売ろういうんかい」

『テヘ。バレテーラ。スビバセン。有料マガジン、売っておりましたとさ』

「まぁうてくれはる人が、満足ならええけどな。わたしのイラストもサービスやで」

『いやホント、イラストには、いつも助けられてるよ。見るとひらめくんだよね』

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改めて、記事のご購入に感謝m(__)m致します。サポート頂きました。わざわざ、私をご紹介下さった方もございます。

もちろんお読みになって、スキを下さるのは僥倖ヒャッホーです。貴重なお時間頂いております。

決まっているとはいえ、皆さまと出逢えまして、本当によかったなと感じます。

お読み下さる読者あなたの意識が、フジミドリを通して形になる。私たちは一つになって、ここnoteに顕われているのです。

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「なるほど。決まっとるから、安心して感謝でけるんやね。せやないと、スマンなとか、申し訳あれへん思うて委縮いしゅくするかも」

『決まってないとこわいよ。次の瞬間、何が起こるかわからないんだからさ。偶然に任せるなんて、オレはおそろしくてイヤだね』

「そうやなぁ。偶然に支配される人生いう理解やったら、不安でジタバタするか、諦めて投げりになるか」

『オレは、人生が決まっていると受け入れて救われたのさ。不安から解放されて、時間とエネルギーを他へ回せるようになれた』

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ここで改めて、お断り致します。

フジミドリがこれまで、書いて参りました全て、独断と偏見による私心ししんでございます。

世にある知識や情報ではないのです。何方どなたかに、ご伝授頂いた叡智えいちでもありません。

もちろん、読んだり聴いたり、参考にさせて頂いた本やお話は、数多あまたございます。

とはいえ、私が中真感覚ちゅうしんかんかくによってすくい取った種観霊です。決して鵜呑うのみになさらず──

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「あっはっは。大丈夫や。まぁ、説得力あるから。一瞬、だまされそうにはなる」

『だ、騙されるって。あはは~塾講師なんて仕事は、子供騙しなとこあるけどさ』

「フジさん、なんでも全教科指導教えるんやろ。毎年、入試問題、仰山ぎょうさん見とったら、博識ものしりなるわ」

『たーしかに確かに。現代文や英語の長文、へぇ~って内容あると、調べるからね』

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私は、そのような在り方です。

必要な情報は全て手に入る。だから、安心してよい。そう設定しているのです。

逆に言えば、知らなくてよい情報は入ってこないから、焦る必要がございません。

様々な道筋ルートから何気なく、スッと、自然に、私の元へ情報は入って参ります。

それでいて、わりと最先端の情勢に通じているように感じます。たぶん──

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「わたし、ニュースとか興味あれへん」
『そうだね。オレもないかな』
「けど、知らんと時代遅れなるやろ」
『必要なら、情報は入ってくるものさ』

「なるほどな。今こうして、フジさんから話を聞くのも、知ったことになるか」

『興味あれば調べたらいい。なくても必要なら自然と巡り合う。知るかどうかじゃなく、何を感じてどう理解するかだもん』

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心理学や脳科学、引き寄せの法則とスピリチュアル、知識は知識に過ぎません。

あらゆる学問、世界情勢、語学や歴史、すべて同じです。明日あす、死ぬかもしれない私たちにとって、何の価値もございません。

死後に使えるのは、中真ちゅうしんである霊魂たましいたくわえた理解だけです。理解に役立ててこそ、知識は活かせましょう。

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「同じこといてスマンのやけど」
全然無茶苦茶超まったく気にしないでオッケーさ』
「まず、そのルビ👆ムリあるで」
『スビバセン』

「前も訊いたやろ。わたし、浄化でけへんことあるんや。亡くなった父との確執やら、離婚するに至った諸々もろもろ、息子や娘のこと」

『あぁ、今後に影響するかだね。大丈夫。全部、組み込んで来たから。乗り越えられない展開はないのさ。淡々とこなせばいいよ』

「意識の世界で済んだから、この世に顕われるいう法則やったな。終わっとるんやね」

『成長して幽界から霊界へ進むわけじゃないから。今この瞬間、そこ☆☆にもいるわけ』

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広大無辺な大宇宙が意識そのものです。私たちは意識の一部。分かれ目はないのです。

肉体の私が、物事を認識するのではございません。無限に広がる意識が、この肉体へ浸透しんとうしている。そのような捉え方となります。

さらに言えば、現象や事物が外に在るのではなく、自分が映し出している。そう理解しております。奇妙に聞こえるようですが。

☆☆☆

『意識は自由自在だよ。でも、不自由を体験しないと、自由ってわからないんだ』

「はぁ。それで、不自由な思いやら考えやらがあるんかい。比べてわかるんやな」

『不自由を味わったら、スッと戻ればよかったの。でも、だんだん戻れなくなった』

「ほな。掴んで放すんやね。のめりこんでから、ハラに収める。リハビリやね」

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頭脳で蓄えた知識や体験、心に折り重なった感情を使ったら、手放してよいのです。

手放すとは、力をゆるめること。中真の仙骨センコツを意識する。ただそれだけで宜しいのです。

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「それがなかなか、でけへんのや」
『やろうとするからだね』
「は。やれ、言うたやんか」
『うーん。何も思わずにというか』

「あぁ、コップの水を飲むの、何も思わん」
『無心と言うか平常心というか』
「なんでも、そうできたらええなぁ」
『スムーズに展開するだろうね』

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霊魂たましいの自分に立ち返れば、どんな一大事も、コップの水を飲むことと変わりません。

もちろん、常識世界に入り込んでしまえば、一大事は一大事なのですが。

それが分かった上で、コップの水を飲むように無心で進める。そこに人生の醍醐味だいごみがあるのではないでしょうか。

♡♡♡

誕生日を切っ掛けに、生まれた時が思い出せるかな。記憶はないようなあるような。

ゼロになり、中真感覚が発露はつろされると、私をいつくしむ母の声が聞こえて参りました。

新緑の5月きせつ──

皮膚から筋、骨から細胞へ、意識を研ぎ澄ませると、素粒子の世界へ繋がったのです。

♡♡♡

お読み頂き、ありがとうございます。

次回フジミドリ、5月8日午後3時。
母を語ってみようかな。
こちら西遊記、翌9日午後6時です。

ではまた💚


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