
序破急の行方は
今回は、構成について語って参りましょう。構成と言えば、起承転結でしょうか。これはなかなか便利に使えます。とはいえ──
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私が今、連載中の物語は、3話完結の体裁でございます。長編連載も考えたのですが、読んで頂けるか、心許なく感じました。
皆さま、お忙しいのです。間が空いて、話の流れが掴めないのは、申し訳なく思います。
そこでまず、シーズン2の全12回を四分割して、3話ずつのクエストで宝物ゲットする流れなら、書けそうと感じたのです。
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そのような次第で、起承転結より序破急がよろしいかと考えました。かと言って、取り立てて詳しく語れるほどではございません。
むしろこれから、序破急を使っていく中で、鋭意学べたらと考えます。今回は、そこへ至る道筋が、ご参考になればと思うのです。
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noteのような媒体で、書き続けていく場合、一つの記事で完結するタイプが、最も読まれ易いのではないでしょうか。
とはいうものの、私が当初から念頭に置いた形式は、連載でありながら、尚且つ一話完結でもあるという短編連作でございました。
一話ずつ中心があって、お役に立ち、しかも全体として一つの方向性を持つ。そのような形式であれば、理想かなと思えました。
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私はまた、随筆であっても、物語性を強く意識しておりました。それには、幾つかの理由がございます。しかしながら──
当の私にもまだ、判然としないところはあるのです。なぜだろう。たぶん、言語の成立に関与する奥深い理由かと思われます。
ですので、これ以上は踏み込みません。が、 私にとって、物語性は重要であるとご承知おき頂けるなら、嬉しく思うのです。
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物語を作る上で、私は緩急をつけるよう配慮しております。アクション描写前後、凪のように静かな場面ですね。
緩やかな場面があってこそ、アクションは引き立って参ります。絵画なら、暗い背景で明るさが浮き立つような仕組みでしょうか。
物語の展開は動かない。けれども、場面の中で、背景となる世界観を、細かく描写する。人物像は掘り下げて。意見の対立、葛藤なども効果的に機能するでしょう。
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中でも、登場人物の性格や、心の動きが描き出せますと、いざアクション場面を展開する時も、間違いなく活きてくるのです。
この人物なら、こういう反応があるだろう。だとすれば、選択肢を用意して、その局面へ導くという逆算も、可能となるのです。
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普段から、この作業は続けて参りました。私の場合、頭の中でお喋りするのです。 塾講師ですから、授業の準備も済ませます。
通勤途中の電車でも、自然と脳内会話が始まります。つい声に出ますと、近くの方から微妙な顔つきで、睨まれたりするのです。
まぁもっとも、今はマスク生活なので、口の動きは見えません。大丈夫でしょう。
😅 😅 😅
この作業を続けておりますと、自動化されて参ります。いつでも物語が流れ出ます。少し加工すれば、自在な変化となるのです。
西遊記noteやフジミドリ物語も、頭の中で、お喋りして書くのです。最近では、音声入力を覚えまして、益々拍車が掛かりました。
お喋りとなれば三段階、枕で掴み、伏線を張って、オチがつく。まずはざっくりと、そのように構成するのです。それから枝葉──
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実はこれまで、このような目論見では書いておりません。今回の有料部分において、改めて見直したというのが真相です。
お喋り型執筆の私にとって、起承転結よりも序破急が合ってると、ご意見頂きました。
いずれ詳しく、お伝えさせて下さい。
ではまた💚
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