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男と女の間に流れる記憶

「今回の私物語ミーナラティブ、フジさんのセリフにあったやん、女の方が強いんだぜいうの」

『あはは~生徒に絶妙ナイスな返しをもらったよ。母親オカン見てるとわかります、だもんね』

「せやけど、あれは差別表現ならへんやろ。今の世を、端的たんてきあらわしてる思うんや」

『たーしかに確かに。男が強いぞって前提じょうしきいまだ根強い集合意識にあるよな』

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こんにちは。フジミドリです。人間関係を扱った種観霊シュミレイは、いかがでしたか。

仙骨中真を意識するだけで、霊的次元の自分わたしがどうるか、スッと感じられるのです。

やはり、人付き合いの根本は、男女の交わりではないか。そう感じる私です。

わざわざ二つの性に分かれた私たち地球人。当たり前過ぎて、見直すこともございません。

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「フジさんは、初めてうた時から、女の方が上や言うてたもんな」

『前から感じていたけど、道術どうじゅつの師匠がおっしゃった時、なるほどなって納得したよ』

「確か女がジャンボジェットやったら、男は模型飛行機、それくらい違ういう話やね」

卑弥呼ヒミコ時代ときみたいに、女が治めて男はひざをつく役割分担が、本来の姿じゃないかな』

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男女の役割分担は、ないがしろにされている。そんな気がしてならないのです。

憲法日本国で男女平等を強調するあまり、本来の姿が見失われたように感じております。

男は子を産めません。妊娠期間中、男が守らなければならない。大自然の摂理せつりです。

単に物理的な問題ではございません。あくまでも意識。心のり方なのです。

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「産みの苦しみいうたら、大方ほとんどの男が耐えられん言うなぁ。気絶するとか」

『女は五百個の卵子らんしを持って生まれるよね。つまり、生まれた時から完成されている』

精子せいしが4日で死滅や。作り直さなあかん。だから学んだり、きたえたりするんやな」

『どんな男と付き合うかで、完成された女性性から引き出される次元は違っちゃう』

「ダメ男と一緒になったら──」
ようさん、その顔( ̄▽ ̄;)』

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差別という言葉の背後に、上下関係がひそむような感覚を持つのは、私だけでしょうか。

一方、区別という言葉からは、語感ひびきとして、対等な印象が浮かんでくるのです。

支配構造でなく、並立する存在として、役割を区別すればよい。そう考えております。

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ちなみに、霊魂たましいの世界はどないやねん。男女の区別とか、あれへんのやろ」

『うん。男と女、何度も生まれ変わって経験して、だんだん相殺そうさいされてくるからね』

「やれセクハラだパワハラだ騒いどるんは、まだ途中の段階におる言うわけか」

『当事者だと、冷静になれないだろうけど、中真ちゅうしんから観るとそうなるよ』

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前世ぜんせで受け、今生こんじょう復讐リベンジを果たす。そして、逆の立場を繰り返す。延々えんえんと──

もちろん、ケースバイケースそれぞれ違うでしょう

自分の中真に問いける。そうすることで、私は理解できるようになりました。

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「わたし、若い頃な、男でも女でもない、まるっきりの中性になりたかったんや」

『それはそれは。なんとまぁ』

「女で在るあれこれ、わずらわしい鬱陶うっとうしうて、かといって男になりたいわけやあれへん」

『なるほど。やりくしたのね』

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私たちはこれまで、長い永なが~い霊魂の遍歴で、何百回となく生まれ変わっているのです。

当然、男も女も経験しています。

ですから、身近みぢかにいらっしゃるご縁の深い方とは、立場を変えて交流がございました。

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「自分の前世を理解して、自分が納得する。どうしても、個人的な事柄こと終始しゅうしするな」

『今みたいな情報社会では、全体を踏まえて発言しなきゃいけない印象もあるけどさ』

「わたしな、申し訳ないとは思うんやけど、ニュースとか興味が持てへんねん」

『いいんじゃないの。オレもだよ。観るにとどめる、聞くは収めるのが道術家どうじゅつかなのさ』

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世の出来事に、敏感であるべきだ。そのように強制してくる同調圧力しめつけがあるのです。

好きな趣味ことたのしんでよい。そう思います。美味おいしく食べて、ぐっすりと眠る。

見ること聞くことは、決まっています。霊魂が決めました。自由自在オールマイティであるため。

殊更ことさらに、ご意見を主張なさり、正しさを証拠エビデンス立てる必要はないのです。そのままでよい。

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「ええことあったなぁいうんは、意外と思い出さんもんや。イラっときた事ばっか、いつまでもグチグチ浮かんできよる」

『そりゃそうさ』

「なんでやろ。わたしって、ほんまうつわが小さい言うんか、情けのうなることあるで」

『いやいや。思ったり言ったりで、済ませてるのさ。必要なんだよ。身軽みがるになるため』

「身軽なぁ」

『思いはマジおもいんだ。霊魂のくびきになるね。この世で出して、スッキリさわやかさ』

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私は書かせて頂き、お読み下さる方もあり、嬉しく思っております。改めて感謝m(__)mです。

書くため観て聴いて。過去を振り返る。そうして、理解が深まって参りました。

コメントやDMで、ご感想やリクエストを頂きまして、本当にありがたいことです。

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「次はミドリさんとの結婚記念日」
『39回目。感慨深かんがいぶかいなぁ』
「前日は、私の誕生日バースデイなんや」
『ごえんがあるよね』

「わたし、何しとったかなぁ」
『ついさっきのことみたいだよ』
「今、そこに生きとるんやね」
『あぁ、ホントそんな感じ』

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死ねば、肉体からだは焼かれ灰になります。当然、脳の記憶も消えてしまうのです。

必要なら取り戻せます。人類の記憶を全て、貯蔵する場所アカシックレコードがございますので。

しかし大抵ほとんどが、そうなさいません。

ですから地球ここにある今、思い出し懐かしみ、味わい尽くしておく時間ことが大切なのです。

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「ただ思い出すだけでええの?」
『中真が理解するからね』
「その理解、なかなか浮かばん」
無理できない。言葉や映像イメージでは』

「なるほどな。えとるわけや」
かろうじて感じるけど』
「それがなかなか感じられん」
『大丈夫だよ。任せていいのさ』

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私たちは、言葉に頼って生活しております。つい、表現したいと考えるものです。

しかし、言葉にできるなら言葉以下。霊魂の領域はこちらにあらわせません。

まだ、決まっていない領域ですからね。表現できた途端とたん、決まっている世界です。

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『ミドリと対話おしゃべりしようと思うんだ』
素朴そぼくな疑問なんやけど」
『なんだろ』
『ミドリさん、自分こせいがあるんやろか」

『あぁ、それねぇ』
「すっかり類魂ひかりもどっとるかなって」
『そこらも話せるといいな』
「わたしかて、次への準備やから」

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死後の世界、霊的領域ともなれば、私たちの言葉を使って表現できません。映像でも音楽でも、顕わすことは叶わないのです。

とはいえ、なんとか知りたいと思う方が、私の周囲まわりには結構いらっしゃるようです。

実はいくつか、ご質問を頂きました。世にある本などで、かえって疑問が浮かぶ御様子ごようす

私自身、対話することで、さらに深く観えてくる予感がございます。

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臨死体験りんしたいけんやらスピリチュアルやら、色々と情報あって、どれを信じてええんやら」

『うーん。まず、死んでからく世界だっていう、誤解ごかいがあると思うわけよ』

「なるほどな。この世とあの世が、わたしらの中、同時並行パラレルワールド進行そんざいするわけやね」

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科学の説明や実験による、再現という証拠エビデンスがなければ、受け入れない地球人私たちです。

そこで、物語ファンタジーという形式を使って、お伝えして参りました。これなら大丈夫かなと。

けれども、私としては、本当に対話している意識なのです。感じたままを、行間サブテキストへ響かせられたら素晴らしい。そう思います。

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「イラスト、おそなってスマンな」
『とんでもない!』
なんも降りてんのや」
ちょう気に入ったんですけど』

「苦しまぎれにサイト見とったら、ネコちゃんの写真あったんでな。どうにかけたわ」

『あれ見て、ラストが決まったのよ。ホント絵のお陰だわ。好評だったしね』

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次回、フジミドリは4月24日午後3時。
こちらが翌25日午後6時です。
宣言よこくすれば、サボらないかな。


ではまた💚



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