#今日の採用サイト
大和財託株式会社の採用サイト。社長のツイッターでもおなじみの同社、採用サイトでも力強さを感じさせてくれるデザイン・メッセージの仕上がりになっている。
1つ目は求める人財ページ。マインドと人物像を分けることで、まずそもそもの人間性と仕事に対する姿勢を分けて、求める人物像を記している。長い文章ではなく、具体的でかつシンプルでわかりやすい短文でまとめられているので、ターゲットが非常に明確になる。
意外と、当該ページに対してこのような表現をしている企業は少ない。人間性(マインド)と仕事に対する姿勢は同じのように見えて実は違う。その部分を分けることすらせずに、抽象的な言葉や当たり障りない言葉でぼんやりと記しているケースが多い。「なんでこんな人を採用したんだ」というのは実はここにあるのではないか。現に、大和財託の採用サイト内では「社員にいい人が多い」とことあるごとに記されているのは、そういったターゲティングが明確だからなのでは、と考える。ミスマッチに悩む企業はぜひ参考にしてほしいところだ。
2つ目は社長メッセージ。社長がフロントに来るのはどこの会社でもあるもの。だからこそ、改めてじっくり伝えるにはどうしたらよいか。動画と社長逆インタビューがそれを物語っている。社長直々のメッセージの動画を採用サイトに掲載しているケースも実はあまり多くない。テキストよりも動画のほうが人間味が伝わりやすいことを鑑みてもこれはぜひとも真似してほしい。
加えて、社長逆インタビューは社長と社員がフラットな関係性である証拠。社長が社員と同じようにネクタイを外してビジネスカジュアルで座談会に望む姿と、あえて口語体で語っていることを文字に起こすことの2つがより親近感をわかせてくれる。(しいて言えばここに動画が欲しかった!)
これまでいろいろな採用サイトを見てきたけど、以上2点は意外な盲点であり、さらに1〜2日あれば再現できる簡単な項目だ。採用サイトを立ち上げている企業にもぜひ参考にしてほしい。
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