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『いちばんやさしい音声配信ビジネスの教本』最速!?レビュー


こんにちは!音声コンテンツ発信クリエイター・ラジクリ!の堀内崇です。

いやぁー、ついにhimalaya音声コンテンツがnoteでも埋め込みプレーヤーで貼れるようになりましたね!

これにはHimalaya公式さんも大喜び!

近森満さんのHimalayaチャンネル『DX企画書のネタ帳』の企画・制作・アシスタントを務めている僕にとっても待望の機能追加!


たしか、僕は11月7日のこの記事で、

noteさん、himalayaさんチャンネルもお願いしますね(小声)

って発言したことが、なんと、実現しちゃった!!!

note運営者様、本当に、ありがとうございます。


ついに刊行!

待ちに待った、『いちばんやさしい音声配信ビジネスの教本』(インプレス刊)が手元に届きました!


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↑こうやってみると、「本を聴いている」ような感じがしませんか?(^^♪

さっそく一日で読了。
結論から言うと、この本は

現時点で音声配信ビジネスにおける最強の資料である

と断言できます。

なぜ、断言できるのかを5つのポイントにまとめました。

①:背景や市場動向が明確化されていた(Whyの明確化)
②:プラットフォーム別の特徴が整理されていた(Whereの明確化)
③:誰が・誰に発信するかが整理されていた(Who・Whomの明確化)
④:どのように番組・チャンネルを企画するか(What・When・Howの明確化)
⑤:音声コンテンツの未来像・マーケティングについて(How futureの明確化)

これらについて、ひとつずつ説明しますね。

①:背景や市場動向が明確化されていた

音声配信がブームになりつつある…なんとなーくあいまいではあるけど、このように感じてはいらっしゃる方も多いのではないかと思います。といっても……

「本当にブームになりつつあるの?」
「そもそも今はYouTubeじゃん」
「所詮ラジオでしょ?」

なんて言う声も聞かれます。

ですが、実際に音声コンテンツが伸びてきているのは事実です。

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(デジタル音声広告の市場規模は2020年に16億円、2025年には420億円に:出典:デジタルインファクト)

デジタル音声広告という基準ですので、音声配信コンテンツ基準とは違うのですが、広告は人が集まらないと広告が入ることはありません。ということは、今後、うなぎのぼりのように市場規模が大きくなる=人が集まってくる用になることをこのグラフは示しているんです。

市場動向が明確化されていて「やっぱり!」と僕は膝を打ったのでした。

「人が集まるようになれば注目度が高くなる」ということは各種SNSやYouTube、そしてSpotifyですでに証明されていますよね。Spotifyにいたっては、12月19日のTBS系「王様のブランチ」でランキングが引用されていたのですからね。来年はもしかしたら「音声プラットフォーム内の人気再生ランキング」なんてコンテンツが登場するかも知れません。

音声コンテンツが伸びてきている背景としては、Radikoの例が下記の記事でも語られているので下記リンクをご参照ください。

このように「Why(なぜ)」が明確化されると、説得力が違うんですよ。
この背景・理由について、僕も独自に整理していたのですが先に越されてしまいました(笑)

②:プラットフォーム別の特徴が整理されていた(Whereの明確化)

「音声プラットフォームで配信してみよう」

といっても音声プラットフォーム自体、

Himalaya
Voicy
Stand fm.
Radiotalk
REC
ポッドキャスト
Spoon
Fandle

こんなにも!
これだけあると、一体どこで配信したらよいかわかんない!ってなってしまうのも無理はありません。

ですが、

今回の『いちばんやさしい音声配信ビジネスの教本』の書籍一冊があればすべて解決します!

どのプラットフォームで配信すればよいか。書籍から直接引用できないので、僕なりの解釈で書くと

・誰に
・何を
・何の目的で
・なぜ
・(その誰に)どんなアクションを起こしてもらいたいか

を決めることで自ずと配信プラットフォームが決まるということがわかります。特に、ターゲットの年齢別・目的別にポジショニングマップにまとめられていたことが大きかったですね。

図も書籍から引用できないので、文字に起こすと

Himalaya…30〜40代・ビジネス目的多め
Voicy…20〜40代・ビジネス目的が非常に多め
Stand fm.…20〜30代・ビジネス目的、エンタメ目的が半々くらい
Radiotalk…10代〜30代・エンタメ目的が多め
Spoon…10代〜20代前半・エンタメ目的のみでビジネス目的は皆無

という感じ。
各プラットフォームの棲み分けが明確で、すごくバランスがいいマッピングでありました。

これだけでも、配信プラットフォームを選ぶ選択肢が絞られますよね。

・配信プラットフォームが決まらない!
・配信プラットフォームはどれをおすすめしたらよいか

と迷っている方は、今回の書籍を読むことで「Where(どこで)」配信するかについて配信プラットフォームを選択する上で最有力な材料になります。

③:誰が・誰に発信するかが整理されていた

音声配信するなら配信を聴いてもらわなければいけないですよね?
聴いてもらえていないとそもそも意味があるのか?って話になりますし。

ですが、もしあなたが

「ラノベ風での甘酸っぱい恋愛青春小説を配信したい」

と思っているのに、たとえば50代のビジネスマンおじさんばかりしかいないコミュニティーに発信したらどうなるか……なんとなくわかりませんか?

まったく、無風。

になるのは予想できますよね?
1000人くらい配信したら1人くらいは聴いてもらえるかも知れませんが……。

ですが、50代のビジネスマンおじさんのコミュニティよりも

ラノベ好きな10代〜20代の人達が多いところ

に配信したほうが反応が多くもらえやすくなるってことは想像できますよね。
これって、いわゆる「ターゲット属性」といわれるものです。

ターゲット属性については年齢、ライフスタイル、居住地など様々な要素があります。その中のひとつである「興味関心」だけピックアップしても、ぜんぜん違うんです。

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●10代〜20代女子の興味・関心
恋愛、ドラマ、うわさ話、自分らしさ

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●50代ビジネスマン系の興味・関心・興味
仕事・マネジメント・お金・地位・名誉・健康

これだけ大きな違いがあるんです!
※ざっくりしたことですみません。。

あなたも興味関心が無いことを押し付けられても「はぁ?」ってなりますよね? これは、ターゲットとなるリスナーも同じです。

興味関心が無いことは存在しないことと同じという認識しかありません。むしろ、興味関心がないことについては耳をふさぐ傾向もあるんです。

ですから、「誰が・誰に(Who/Whom)」配信するか、その「誰」が何に対して興味関心が高いかを考えて配信するコンセプト・テーマ・コンテンツを決めていくことがすごく大事なのです。

これはマーケティングの基礎・基本となることですよね。「誰が・誰に(Who/Whom)」をどうやって決めていくか、ひとつずつ課題を分解していって決めていく方法について、この書籍で明確化されていたことが非常に大きいと思いました。

④:どのように番組・チャンネルを企画するか

ブログやSNS記事、YouTube動画もそうだったように、音声配信でもコンテンツを作る上で最初の大きな壁となるのが

・どういったチャンネルにするか
・毎回どういった番組にしていくか

いわゆる「企画」です。
企画は主に

・いつ
・何を
・どのように

配信するかが肝となります。

これ、地上波ラジオ番組でも明確化されています。

たとえば、かの有名な「オールナイトニッポン」。オールナイトニッポンがもし、朝や昼間に放送されていたらどうでしょうか。

おそらく全く無風だったと思います。
深夜だから「オールナイトニッポン」はありえるんです。そして「オールナイトニッポン」のキャスティングも然り、AM局での配信であったことも然りです。(あくまでFMでは無かったことがポイント!)

地上波ラジオでもこのように企画のポイントが定められているのですから、音声プラットフォームでの配信も同じなのです。

聴いてもらえるリスナー(ターゲット)に向けて、何を(What)・いつ(When)・どのように(How)配信していくか。これを明確化していくことを今回の書籍では非常にわかりやすく整理されていました。

⑤:音声コンテンツの未来像・マーケティングについて

そして、僕が何より素晴らしい!と感じたのは、音声コンテンツの未来像・マーケティングについて言語化されていたことです。

音声配信サポートサービス「ラジクリ!」を始めていた僕も独自にまとめていました。しかし、裏付けとなる部分が弱く、答えを出しあぐねていたところだったのです。今回の書籍でひとつの回答例・最適解が導き出されていたのではないかと僕は感じています。

特にビジネスをするのであれば、ビジネスの相手に

「どんな未来を提供できるの?」

という命題に対して、
超明確にイメージできるひとつの答えを出さなければなりません。

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今回の書籍では、このことについて最適解が出されていたこと、(もちろん日々世情が変わっていくため、これがすべてにおける正解ではないと思います)これが僕にとって非常に大きかったと思います。

人は物やコンテンツがほしいのではなく、あくまで「未来の自分の良い姿」を買うのですから。
音声配信を続けた先の「輝かしい未来」を見せてまいりましょう!

企画書・提案書を書こう!

僕の音声でも配信しましたが、音声配信における6W2Hが整理されていたので、上記で紹介した5つのポイントが明確化されました。

ただ…

この本を読んで「勉強になった」で終わらせてはすごくもったいない!!
この本を読んだ人はぜひ

企画書または提案書を書いてほしい

ですね!

「えー、企画書なんか書いたこと無いよ…」

とひるむことなかれ!
A4サイズ1枚で良いですので、企画書を書くことで、

何をしたいかが言語化されて、明確化する

のです!

僕は、ラジクリ!の活動で下記のようなシートを作っています。
JPEG・PDF両方貼っておきますね↓

ラジクリ!企画書 - チャンネル企画シート

※スプレッドシートが欲しい方は、こちらからお問い合わせください。

この企画シートのとおりに企画書を仕上げると
配信したい人にとっては

・チャンネル・番組の配信テーマ・コンセプトが決まります
・配信プラットフォームが決まります
・毎回の配信番組コンテンツも決まります

といった流れになり、すぐに配信ができるようになります。

一方で、音声配信番組を制作したい人にとっては

・発信をしたいお客様の課題整理ができます
・何をどのように配信すればよいかが明確になります
・継続化していく未来が見えるようになります

といった流れになるのです。

あとは、今回の書籍を元に提案書をパワポなどに落とし込んで、見込み客の方に「配信するようになった未来の姿」を見せれば成約になる確率が非常に高くなるのではないかと考えます。
もう、これは営業提案のプロセスですね。


このように、『いちばんやさしい音声配信ビジネスの教本』は

・音声を配信してビジネスにしたい人
・音声配信を企画・制作してビジネスにしたい人

のいずれの方にとっても最強の資料になることは間違いないでしょう。


オトナルの八木さん、江口さん、インプレスさん、
ありがとうございました!!

音声発信はあなたの武器になる!

お伝えしましたように、音声プラットフォームが台頭してきていてブームになりかけています。音声発信は自身・自社のwebサイトとの連動もスムーズですので、音声発信を集客の武器にできます!

音声ならではのメリットも多く

・コンテンツ配信まで時間がかからない
・話すだけで考え・人柄もダイレクトに伝えられる
・リスナーもラジオと同じ「ながら聴き」が可能

などYouTubeや文章ではカバーできないところを音声は表現できるのです。


とはいえ、手軽な音声配信といっても

・何を話していいかわからない
・ひとりでしゃべっても間が持たない
・継続して配信し続けることが難しい

といった壁にぶつかります。

「ラジクリ!」では

・チャンネル開設、番組企画
・番組アシスタント
・番組収録・編集・配信

をすべてまるごとお引き受けします。
ネタがない・間が持たない・続かない
といった音声配信の「3ない」をすべて解決させます。

本サービス「ラジクリ!」は、初月1ヶ月の間にチャンネルを開設してサムネイルも作成。
実際に収録・アシスタントつき・編集・初回配信まで行います。

ここまで行いまして、初月1ヶ月がなんと無料なのです。

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ブログや動画だと続かないけど発信はしたい、音声配信をやってみたいという方はお気軽にお問い合わせ下さい。

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