音声コンテンツのチャンネルはどのように作ったらよいか(後編)
こんにちは!音声コンテンツ発信クリエイター・ラジクリ!の堀内崇です。
チャンネルをどのように作ったらよいか
音声コンテンツを発信する上で必要なことは
・音声プラットフォームを決める
・チャンネルタイトルを決める
・チャンネル主旨(概要)を決める
まで前編でお話ししました。
後編の今回は
・チャンネルサムネイルを決める
・向こう10回配信テーマを決める
についてお話しします。
チャンネルサムネイルを決める
音声チャンネルにはチャンネルサムネイルがあります。
himalaya、stand.fmともにチャンネルごとのサムネイルおよび番組ごとのサムネイルがあります。
サムネイルはコンテンツのビジュアルプレビューです。
このプレビューがリスナーにとって「聴いてみようかな」って思わせてしまう戦略が必要になります。
いや、別になくてもいいんですよ。
だけど、戦略なしよりあったほうが有利だと思うんですので今回ご紹介します。
たとえば、顔出しがある『DX企画書のネタ帳』の場合をもとに解説します。
◎顔出しする場合
ビジネス向けなので
・顔は印象が良い明るさに
・業種的にスーツがベター(製造業などBtoB向け)
・信頼が持たれやすい色(青・白)に統一
にしています。
このあたりはターゲットに対してどういった印象を持ってもらいたいかがカギとなります。
顔出しの場合は、サムネイルの顔がリスナーに印象付けられますので写真のセレクトはマストです。
顔写真がなければ写真館で撮影してもらうことも検討してみても良いと思います。
◎顔出ししない場合
番組イメージをデザインする必要があります。顔出ししない場合、顔バレしないリスク回避ができますが、顔出ししない場合のほうが実はデザインが難しかったりします。
この場合、イメージに近いサムネイルデザインをたくさん集めてみまして、集めたサムネイルを元にデザインを考えてみましょう。
顔出しはしなくても、顔を写さない方法もあります。
たとえば、ワーママはるさん
上記チャンネルより(Voicy参照)
うまいですよねー。
お子様と写っている写真のイラスト化をされていますが、絶妙に顔を写していません。
あくまでスマホを写すことでスマホ・ITを駆使した仕事をしているんだろうなと言うことを暗に想像させます。
あとは、(ある程度とは言え)左右対称のシンメトリーになっていること。
レイアウトが崩れると印象がガタガタになるんですよ。
このあたりはいろんなデザインの本にも掲載されていますが、整理されていないデザインやレイアウトを見せつけられると、ごちゃごちゃしてしまい印象が良くない結果になりかねません。
◎文字を掲載したい場合
サムネイルにいろいろ情報を載せたい…お気持ちはわかりますが。。
サムネイルについて見た目の感覚では、2cm角くらいの大きさしかありません。
2cmの中に情報を詰め込みすぎると何を伝えたいかがわからなくなります。
人間は一瞬の時間において、A→B→Cの3段階までくらいしか読めません。(たぶん)
この前提で文字を配置(レイアウト)するようにしてみましょう。
◎全体レイアウト
さてレイアウトの話が出ました。
基本、「Z」の形でレイアウトします。
人間は何かを読む時、左上→右上→左下→右下の順でZ型に読む傾向があります。
その「Z」の順で読ませるようにレイアウトするときれいに収まります。
DX企画書のネタ帳の場合は
・何より「DX」を印象づける
・企画書、ネタ帳を読ませる
・DXの右横に顔を配置することでDXといえば近森満さん
というレイアウトにしました。
あと、色は出来る限り2色(2種類)までにしましょう。
または1点アクセントを入れて、3種類までに。上記の場合はピンクのネクタイがアクセントになっています。
これらの戦略を込めて、僕はサムネイルをデザインしています。
元・グラフィックデザイナーの経験が生かされましたね。
ソフトは
・イラレやフォトショップ
・パワポ
・エクセル
でもできます。
上記ソフトをお待ちでなければ、GoogleスライドやCanva、無償の画像編集ソフトでもできます!
向こう10回配信テーマを決める
チャンネルを設定しましたらいよいよ配信です。
さあ、マイクを片手に・・・ちょっと待って下さい!
番組のテーマは決まっていますか??
番組のテーマを決めないで話し始めると間違いなくグダグダになります。
または独りよがりの話にしかなりません。
芸人や芸能人ならとにかく、一般人のグダグダ話や独りよがりの話を聴きたいですか?
正直、お断り…だと思うんですよね。
グダグダになる、独りよがりになってしまうことを防ぐために、
向こう10回くらい番組で話したいテーマを書き出してみましょう。
箇条書きで良いんです。まずは書き出してみましょう。
この書き出すだけで頭の中が整理されます。
書き出したテーマに対して、ちょっとした構成案を書いてみましょう。
・テーマタイトルコール
・テーマに対する問題・悩みを話す(たとえばメッセージを読むことでも◎)
・問題・悩みに対して、ご自身の見解を話す
・まとめ、または落とし所を話す
・エンディングコール
この感じで良いんです。
それぞれの項目を1行書いておくと話が脱線することがなくなるので、すごく便利です。
これを向こう10回設定してみましょう。
番組は継続してこそ大事なので、継続するためにはテーマの書き出しを最低10番組分くらいはやってみましょう!
音声発信はあなたの武器になる!
音声発信は自身・自社のwebサイトとの連動もスムーズですので、音声発信を集客の武器にできます!
音声ならではのメリットも多く
・コンテンツ配信まで時間がかからない
・話すだけで考え・人柄もダイレクトに伝えられる
・リスナーもラジオと同じ「ながら聴き」が可能
などYouTubeや文章ではカバーできないところを音声は表現できるのです。
とはいえ、手軽な音声配信といっても
・何を話していいかわからない
・ひとりでしゃべっても間が持たない
・継続して配信し続けることが難しい
といった壁にぶつかります。
「ラジクリ!」では
・チャンネル開設、番組企画
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