音声は最もライトなコンテンツ化、だけど競合しない
こんにちは!音声コンテンツ発信クリエイター・ラジクリ!の堀内崇です。
竹村俊助さんのnoteを読んで、僕もnoteを書きたくてPCを取り出しました。
情報なのか、コンテンツなのか
結論から言えば、人々は
自分のモノ・コトを解決してくれることや
自分の不足感を満たすモノ・コトを良質な情報として認識するもの
であります。
竹村さんは料理に例えて持論を展開されていましたが、これも僕は同感でして
人は食材自体を食べたいわけではなく、食べたい料理しか食べない
食べたくない時に食べることはせず、食べたい時に食べたい料理を食べる
ということだと考えます。
美味しい料理=コンテンツとして味わってもらうために
「情報を発信して〜」なんて陳腐化された表現ですが、ただ情報を発信するだけでは、食材だけを持ってきて「さあ食え!」って言うようなもの。
食材だけを持ってこられても「食えるか!」って返しますよね。
とはいえ、何かしら調理加工してお届けするとは思うのですが、
相手の方が食べたい料理(献立)を考えて、調理しなければ食べてもらえないですよね。
竹村さんがおっしゃっている「コンテンツ化」とは、食べたい料理を求めている人にとって欲しい料理・美味しい料理を提供するように、欲しい情報を求めている人にとって欲しい・旨味のある情報を提供していくようになるということだと僕は解釈しています。
音声で届けることもできるんじゃないか
とはいえ、
「上手い文章を書くのは苦手」
「上手いデザインの図は作れない」
となる人が多いと思うんですよね。。
コンテンツ化させるには立派なものを作らないといけない…という思い込みです。これをチャーハンで例えるなら、中華のシェフ・コックが作ったチャーハンでないとダメ…という状態なんです。
コンテンツ発信についてプロフェッショナルでかつ完璧な状態でないといけないというのはもったいないんです。完璧なことばかりを用意しようと思えば時間がかかりますし、なによりすぐに追いつかなくなり、萎えてしまいます。
ですが、チャーハンはなにも中華料理店だけじゃないですよね?
自分で作る方法もありますし、冷凍食品のチャーハンもあります。冷凍食品のチャーハンもかなり美味しいんですよ。(と僕は思う)
ということは、情報もなにもうまい文章が全てではなく、情報をライトに加工してコンテンツ化させることだって良いと思うんです。あくまで「手抜き」ではないことが前提として。
それって「音声で届けること」でできると考えます。
冷凍食品のチャーハンは、何より
「短時間で調理も簡単にチャーハンが完成できること」
が強みですよね。
音声もそのくらいのライトな感じでコンテンツ化できるんです。
・短時間で
・編集も簡単に
コンテンツ化できるのが音声の特徴なのですから、
情報をコンテンツ化させることが難しい…という方にこそ、音声はうってつけです。
ただ、音声にしても
・一人で何を話したらよいかわからない
という問題も出てくるでしょう。
そういった際には、パートナーや部下などにMCアシスタント・ツッコミを依頼するなどをして一人では間が持たない問題を解決させてみてはいかがでしょうか。
文章・ビジュアルコンテンツも音声コンテンツも共存する
このように書くと、あたかも文章は音声に置き換えたほうが良いといった捉え方をさせてしまうかもしれません。そう捉えてしまわれたら、、誤解を与えてすみません。
音声がすべてというわけではなく、文章と共存しながら音声が増えていく、または文章と音声は補完しあう関係になるのではないかと考えます。文章と音声はいわゆる「競合」しないということが私の考えです。
決定的なこととしては、音声コンテンツは音声の中身まで検索ができません。検索は現状、テキスト情報や画像に埋め込まれたaltタグの中に埋め込まれた言語、HTMLやCSSなどのコードをよみこんで総合的に判断されます。音声の中身までは検索ができず、検索できたとしても音声チャンネルや番組の紹介欄に書かれたテキスト情報なのです。
一方で、文章には微妙な感情を伝えることができません。もちろん、小説家のように日本語を上手につかったり、絵文字・フォントなどをつかって表現する方法もありますが、人間味やほんのちょっとした抑揚など繊細なところを文章で伝えるのは至難の業です。
しかし音声ならそういった感情の機微を上手に表現することができるのです。よく「電話で話せばわかってもらえる」というのは、そういった要素も含まれているからなのです。
以上のように、音声は文章と競合せず共存・補完する関係にあるといえます。むしろ、相互を補完できるからこそ相乗効果を起こせるのではないかとも考えます。
おわりに
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