楽しみ方はいろいろ。だから音声は面白い
こんにちは!音声コンテンツ発信クリエイター・ラジクリ!の堀内崇です。
『DX企画書のネタ帳』本編配信日です!ぜひ聴いてください〜。
https://www.himalaya.com/ja/episode/2446900/122663415
音声はライブ、編集のどちらがよい?
僕が勝手に思っている音声プラットフォーム4大巨頭(Voicy,Himalaya,Stand fm.,RadioTalk)。そのうちのVoicyのトップ・緒方さんの公式noteと、Himalayaの公式のnote(佐藤さん)の記事を読み比べました。
考え方によっては対極的にも見えます。要は一発勝負が良いか、そうでないほうが良いのか。双方を読んでいてなるほどなぁ〜と納得した次第です。
編集不可にしている理由に納得した
編集不可にしていることに対して持論を展開されていたVoicy社長の緒方さん。僕はVoicyのパーソナリティーじゃないのでアプリ録音だと編集不可であることについては存じ上げませんでした。
だからとは思うんですが、パーソナリティーの方はよくちゃんと録れているよなぁ〜と感心する次第。しゃべりの「トチリ」もほぼなく、一気に喋っているんですよね。
DJ Nobbyさん、すごすぎる。。
で、話は戻って、編集不可にしている理由。緒方さんはこうおっしゃっています。
編集できる自由を得たら最後、きっとみんな編集しないといけなくなるはずです。誰かが始めたから、だんだんとみんなしなきゃいけなくなる。(中略)しゃべりが本当に面白い人よりも、加工と編集が上手い人がどんどん出てきてしまう。そうすると発信にかかる時間と手間がめちゃめちゃかかるようになってくる。
たしかに。加工しまくった人のほうが良くなるのはYouTubeを見ている僕らであればなんとなく想像できます。テキスト文章も書きっぱなしではなく、推敲して手直しするのも加工・編集作業であることには変わりません。
しかし、はたして音声で加工・編集しまくったものが良いのか・・・と考えた場合はどうでしょう。
僕はそれだったら「YouTubeでいいじゃん」と思われてしまうんじゃないかなーと思うんです。編集加工しまくった完パケコンテンツであれば、動画のほうが破壊力が強いのは誰でもわかりますよね。
おそらく、ポッドキャストがずーっと伸びなかったのって、そういった背景あったんじゃないかなと勝手に憶測しています。
音声は声という表情を伝えることが出来る分、ライブ感がいつまでも感じられる魅力があったんじゃないかなと。ラジオを聴いているときに、たとえ収録番組であってもついついすぐそばで話してくれているような感覚がライブ感を醸し出していると僕は考えます。
そういった意味では、完パケとはいえどライブ感を最大限発揮する「一発録り」にこだわるのもすごく理解できます。
こういった意味に加えて、noteに例えられた事も踏まえて、僕は緒方さんの記事に納得しました。
ライブ配信には二面性があることを
…示してくれたのは、Himalayaの佐藤さん。
あくまで一発録りではなく、ライブ配信にフォーカスした記事ですが非常にわかりやすかったのでこちらにもなるほどと納得した次第。
プロではない音声配信として古くはアマチュア無線の発信からを例に、
音声配信のさらなる楽しみ方として「ライブ配信」があらためて登場してきました。「ライブ」「非ライブ」という分け方だけで考えるなら、アマチュア無線時代に回帰してきた(?)とも言えなくもないわけです。
と言及されています。
Himalayaさんはいわゆる四大巨頭の中で「ライブ配信」を唯一行っていません(2020.11.17現在)。いわゆる収録型に特化していると言っても良いかなと思います。
※ライブ配信についても検討中とは書かれていらっしゃいますね。
収録型ですと、ストックされたコンテンツとしてのアーカイブされやすいので積み重ねて行くスタイルが良いのであれば、最適だと考えます。ライブ配信も確かにアーカイブできますが
最近はライブ配信の音源をアーカイブすることもできるようになってきていますが、実際問題、リスナー自身が「蚊帳の外」になっている過去のライブ配信音源は、聴いてもイマイチおもしろみに欠けるものです。
そりゃそうだ、自分のいないパーティーの話を聞かされてもつまらないのと同じですもの。
ストックされたコンテンツを何回も繰り返し聴くスタイルであればライブや一発録りではない、編集・加工して完成されたコンテンツのほうが適しているでしょう。
学びのストックコンテンツ、それこそNHKや放送大学にあるような教育コンテンツであればピッタリだと思いますし、ライブ配信や一発録りじゃないほうが、収録後にコンテンツをチューニングしていくことができるのでコンテンツのクオリティが高められます。
とはいえ、どちらかが苦手な方もいる
編集可能が良いか、編集不可がよいか。
そこだけにフォーカスするのはコアな問題じゃなく、発信者もリスナーも自分にぴったりなコンテンツを見つけられたら良いのではないかと考えます。(そもそも論ですが)
とはいえ、発信者としてはどちらかを苦手とする人がいらっしゃるんです!
たとえば、僕・堀内のように
・しゃべりがまとまらない
・すぐに「とちる」、咳払いをする
・「えーっと」「あー」「うーん」などが多い
人は、九分九厘、編集ありのほうが良いです!
一発録りすると、ほぼほぼ
「何を言っているかわからない」
という印象を持たれるからです。
音声の仕事をしている僕にとってこれは致命的なんですけど(苦笑)
しゃべっているときは頭の中が空回りしてしまうので、止められないんです(泣)
だから、僕はこうやって文章で届けているということもあります。
一方で、「一気にしゃべるタイプの人」についてはライブや一発録りがピッタリです。
こういったタイプの人が収録を行うと、話す内容がコロコロ変わるケースも散見されます。
「さっき話した内容がよかったんですけど」
といっても、本人は
「何を話したんだっけ?」
ってなることも。せっかく良いことを話しても収録できなければ、空中で消えてしまいます。
また、一気にしゃべる人は一気にしゃべるライブ感で聴く人を魅了することも多々あります。であれば、ライブ感がない感じになるのはその人の魅力をそいでしまう結果にもなりかねません。
ライブ・一発録りがよいか、収録後編集・加工して作りこむほうが良いか、
これは、発信者のタイプによるものかなーと思います。
僕のラジクリ!では
スバリ両方やっています。
プロデュースしている『DX 企画書のネタ帳」も、
・毎週水曜日の本編配信では収録後に編集・加工して配信
・それ以外の日は近森さんがスマホで一発録りして番外編として配信
の両方を行っています。
元々、毎週水曜日の本編配信では収録後に編集・加工して配信だけだったのですが、番外編を始めてからというものの、下記の通りに
再生数も再生人数も伸びてきました。
音声配信は
・発信者のタイプによって
・番組コンテンツによって
・リスナーのタイプによって
収録の形を使い分けています。
音声発信をしたい人がどのように発信をしたらよいか、サポートをさせていただきながら、収録から発信まで手掛けております。
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