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#今日の採用サイト_医療法人徳洲会 湘南鎌倉総合病院 病院事務職 採用サイト

久しぶりに採用サイトのレビューをいたします。
今回は医療法人 徳洲会 湘南鎌倉総合病院 病院事務職 採用サイト。トゥモローゲート社の制作。

開いた瞬間まさしく「ドーンとくる」といいたくなるような印象的なタイトル文字のアニメーションとドローン撮影した病院の外観全景が目の前に飛び込んでくる。これだけでも「ただの病院じゃないぞ」という印象を与える。
「ただただ病院で漫然と働きたくない」「事務であっても自分が病院の中で(自分の人生において)主役でありたい」人にとっては、求職者自身の感覚に合うからもっと見てみたい、もっと知りたいと興味が大きく喚起されるのではないか、そういった構成になっている。

もちろん、同時に「いや、こういう感じの病院はちょっと…」と引いてしまう人もいるであろう。しかしそれはそれでスクリーニングの効果もあると見ている。
文脈からみてこの病院は「常に飽くなき医療・医療サービスの追求をしていきたい」という意向が強いと見ている。その意向にピッタリ合う求職者を求めているという意思表示なのだ。

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いくら神奈川県湘南地区とはいえど、将来的には人口減少がやってくるのは間違いない。総合病院だっていつかは淘汰の波がやってくるのだ。となると、総合病院も「選ばれる」立場に立つ。決して左うちわではないということを自覚して、果敢に攻める姿勢を持っている。たとえ病院事務であってもそうだ。
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この意志が内包されており、それは病院経営全体で意思統一されているからこそできているのではないか。自分の想像の域でしかない考えではあるが、それがまさに体現できていると考える。

また、デザインやアニメーションなど見た目だけではないところにもフォーカスしたい。
特にプロデュース事例のページ。いわゆる採用サイトのコンテンツでよくある「プロジェクトストーリー」ではある。しかし、それをよりドラマチックかつ人間味を映し出すか、苦難を乗り切ったリアルな表情をありありと映し出した写真の色出しや構図に加え、文章構成やデザインもそれらを引き立たせる。さらにまるで「ガイアの夜明け」のナレーションのような文章トーンが読み手の心を刻みつける。

極めつけはその後の現場の声もきちんと反映していることだ。ドキュメンタリーの構成は、必ず当事者以外の第三者から本音を引き出すコメントがとられる。それは、現場での体感レベルを生の声として伝えることでドキュメンタリーとして伝えたいことが確固たる裏付けをなすからだ。

まるで「誌上ドキュメンタリー番組」といわんばかりの内容。
職場には職場のドラマがある、そのドラマの主役を(陰日向に咲く存在とされそうな)病院事務のあなたにも、という採用サイトに舌を巻いた。
まさに企画力・推進力、そして現場での指針方針の意思統一されたことに夜賜物だろう。非常に学びの多いサイトだ。




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