#今日の採用サイト_株式会社都築産業の採用サイト
岐阜県羽島市に本社を置く株式会社都築産業の採用サイト。岐阜の制作会社リーピーの制作。高島衛生や岐阜興産と並ぶリーピーさんによる採用サイトの王道のスタイル。
類似？というなかれ。「型」はたしかにあるが、その型に何を流し込むかによってまったくメッセージが変わる。
たしかに型は重要。「型無し」では誰に何をが伝わらず、どんなに有益なモノ・コトでも結果的に何も役に立たないものになるからだ。しかし型だけでは何も生産されない。中身があって初めて型が活かされるのだ。リーピーさんはその点にこだわっているように感じる。
製造・土木などはサービスがサービスだけに無骨なイメージがどうしても拭えない。ゆえに、社風も無骨という印象も持たれてしまう傾向にあるかもしれない。
しかし、今は令和。時代とともに変わってきている企業もある。そういった企業が従来の無骨でくくられてしまってネガティブに捉えられるのは非常にもったいない。
そこであの「型」があるのではないか。王道の型が無骨な印象を柔らかくして、よりヒューマンな視点をクローズアップできるように中身をほぐしながら流し込んでいく。決して上澄みだけにはならない、十分に混ざった水溶液のように良い意味で会社の情報を均等化させた仕上がりになるのだろう。
とはいえ、均等化させた情報だけでは印象が薄くなる。そこで味付けの要素が出てくる、ここが採用サイト特有のアクセントになるのだ。今回の株式会社都築産業の採用サイトでいえば、「スーパーレジェンドの話」のコーナーがそれにあたる。
伝統ある製造業の会社には、「スーパーレジェンド」と言われる人がひとりふたりいるもの。しかも創業時の一番弟子さんとか、定年過ぎて80代に差し掛かる人など、びっくりするような方がいる。会社の生き字引となる人の話は非常に貴重。その人からみた今・昔は何が違うのか、何をもって会社とともに生きてきたのか、その片鱗だけでも納得させられるものなのだ。
特にそういった世代の方と交流することが少ない今の若者世代にとっては貴重かなと思う。それも魅力として切り取った今回の企画にはさまざまな視点が組み込まれていると感じて感嘆させられた。
地方に拠点を置く製造業はこれから「生き残り」をかけた熾烈な人材獲得競争が延々と続く。いかに自社の魅力を打ち出すか、大きなヒントを得たサイトになったと思う。
https://recruit.tsuduki-ind.com/
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