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vol.020【採用サイト】社員紹介制度の失敗理由

社員から会社への紹介制度(=リファラル採用)を導入している会社が多いと思います。
勤めている社員からの紹介ということで、安心してしまいがちですが、人間関係の悪化につながる可能性もあります。

そのため紹介制度を始める前には十分な社内伝達と根回しが必要です。
失敗に陥りやすいパターン3点をお伝えします。


① 誰でもいいから紹介して!と言っている

どんな人材が欲しいのか。どんな仕事をして欲しいのか。を伝えないと、採用の不一致となります。誰でもいいからと言うと、大体紹介につながりませんし、他者から見てもマイナスな表現です。どんな人材が欲しいのか明確にすることで、紹介者も会社のことを伝えやすくなります。

② 社員の周知が出来ていない

紹介制度があることを知っている人は何人いますか?また、紹介することのメリットも伝わってこそ成功に近づきます。誰でもいいからと言うのと同じで、具体的な内容や人物像を含めてお願いすることが必要です。

③ 短期決戦をしてしまっている

紹介制度の周知〜初めての紹介着地に至るまで、社員は1人紹介することはとても勇気がいります。断れたらどうしようだとか、働いている会社をどう思われるのかなど、紹介がきっかけで不仲になってしまうことが脳裏によぎります。そのため長期戦になることを覚悟し、最初の1人を紹介してくれた社員には感謝すべきです。そのサイクルが回るまで、会社は長期的目線で考えてください。

【 本日のまとめ 】

事前に注意点を把握しておけば、採用につながる可能性が高いです。しかし、社員にも影響が出るため、会社は丁寧なお願いをしたほうがいいです。紹介制度を成功させて、既存社員にも良いサイクルを回していきましょう。