脱1億総中流
こんにちは。
10月に入り、急に温度の変化を感じる気候に驚いている人も多いのではないでしょうか。夏日ばりの気温から急激に温度が下がり、先週は夏から秋を超え、急な冬の到来を感じるような日に体も応えています。
思えば今年も残すところ3ヶ月というところまでやってきました。
毎年のことですがなりふり構わず走り続け、気がつけばもう年末という年に今年もこのまま行けばなりそうな予感です。
息をつく間もない程忙しいのはいいものの、たまにはじっくりこれからのことを考えるなど、少し余裕を見せながら自分のことを見つめ直したり、家族で話し合ったりとする時間も少し持たなければと反省も多くあります。
とは言え、忙しく働けることの喜び!
これもあってこそです。
この余裕はいずれ来るその時まで少しお預けして、喜び勇みながらまずは目の前に仕事のあることの喜びを噛み締めながら働いていきたいと思います。
さて、今日のテーマは「中流階級」。
たまたま目にしたNHKの番組で、中流危機が訪れているという趣旨の番組がやっていたので、録画をして見ていました。
日本の全世帯の所得分布の中央値が505万円(1994年)から374万円(2019年)まで下落ちしているというものです。
要するに年功序列型で、年を取ればどんどん給与が上がっていくというものが無くなりかけているというお話なのですが、そのことを問題視にでもするような番組の趣旨が全く理解できず、途中で見るのを辞めました。
今日の日経では、郊外の群馬県高崎周辺のマンションが好調という記事で、趣旨としては東京離れが始まっているという内容が面白く読んでいました。
既に東京の不動産は値上がりし過ぎ、一般の人たちが購入できる値段でなくなってきているというのと、働き方の選択肢が広がることにより、東京に住む必要がなくなっているという最近のトレンドキーワード満載の記事です。
「こんなに会社に尽くしてきたのにこのざまか!」はむしろ、自己責任という当たり前の時代がやってきていることを表す2つの内容であったと思います。
会社にしがみ付くだけの時代では無くなっているので、自分でもSurvive(生き残り競争)を激しくやっていく時代と改めて自覚すべきであると思っています。
日本の中流階層制度を見直したいのであれば、日本の教育から全てやり直ししないといけないのではないか?と考えながら、この2つのニュースを見ていました。