未熟さは、資産

こんにちは。
株式会社イコム、採用Gです。

7年8カ月続いた安部総理の辞任が発表され、ニュースになっています。
またも健康不良による任期中での幕引きは、ご本人からしても退く理由として一番気にされたところだったのではないでしょうか?
政府主導の「働き方改革」は、まだはじまったばかり。
内閣自体が働き方に違いをつくれず、結果としてTOPの健康不良による辞任となったことは、残念で仕方ありません。
「政治には結果責任がある」と、会見でも強調しておりましたが、責任とは一体何なのか?を再度問い直す機会でもあるのではないでしょうか?
何故、一人で背負うのか?
連携、協力という柔軟な解決策はないのか?
これは、企業にも同じようなことが言えると思いましたが、TOPの働き方が変わらない限り、政府も企業も、同じことを繰り返されるに違いないと思っています。

映画ブラックスワンで有名なナタリーポートマンのスピーチです。
世代的には処女作となった「LEON」での印象が強く、個人的にも大好きな俳優の一人です。
企業がなぜ、新卒採用を行うのかについて常々考えることがあります。
それには様々理由があると思いますが、彼女のこのスピーチを見ている中で、「これだ」と思うところがありました。
未熟さは資産。
若さとは、経験値が少ないが故、自分に制限を設けずに強みを引き延ばしていける手段だという言葉に、大きくうなずける自分がいます。

この2つの話に共通していることがあります。
それは組織の権限移譲という話と、若手には沢山の失敗の機会を提供しようという話です。
そうでなければ企業はなぜ、新卒の採用をやり続けるのか...というラットレース的な疑問をいつまでもぐるぐるとし続けることになるからです。
当社で言えば、TOPは既に権限移譲を上手に手引きし、現在は現役TOPが事実上の経営指揮を取る展開にあるという事実があります。
次の課題は、そこからの更に、その下へ...というところです。
役職等に関わらず、一先輩社員としても、移譲手段をあれやこれや考え、引き継いでいくターンに入ってきているように感じています。


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