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言葉のちから

こんにちは。
新卒採用の25卒準備をそろそろとはじめることになりました。24卒採用のスタート時期から比べれば、遅いスタートとなりますが、これも今年度いろいろ経験を重ねてきたところでの結論であります。

遅くスタートさせることに不安はないのか?というと、無くはないが、それ程重要だとも思っていません。早期選考が常態化する中で、今年最も学んだことはやはり「差別化」だと思っています。

コンテンツが命!
早期化による差別化ではなく、中身の差別化をどのように図っていくことができるのか?このブラッシュアップに力を入れるべき反省が、今年から得た課題であり、解決策であるということで、新たなるチャレンジの始まりです。

さて、今日のテーマは「SNSと言葉のちから」です。タイトルは「言葉のちから」とさせていただきました。

ここ数年社内での横断的な関わりを意識的に少なくしてきましたが、そうも言っていられない状況などということもあり、ここ数日横の関わりを増やし社内でのコミュニケーションを深く取っている状況です。

当社では社内SNSツールとして「Slack」を採用し、社内連絡や情報共有などに活用をしていますが、最近これについて気になりはじめているのが、社内SNSツール内で目にすることが増えた言葉のコミュにケーケーションによる衝突が増えている(というより、見るようになったの方が正しいかも…?)というものです。

世間では、SNSによる誹謗中傷が社会問題にもなってきていますね。裁判でも争われるような大事にまで発展しているものも珍しくありません。

社内SNSツール内も、気をつけていないとそうなり兼ねない。そのように感じています。現にDMでのやり取りであれば、そこはブラックボックスであり、上司であってもプライベートに介入するようなことにも成りかねず、いくら社内SNSであったとしてもそこの開示をさせていくことは容易ではないというのはご想像の通りかと思います。

ブラックボックスであるということは、少なからずそこにはパワハラやセクハラのリスクが生じているということです。送信後、メッセージの削除をおこなってしまえば証拠の削除にもつながり、そこから追求をすることも難しくなるということもあり得ると思います。

そこまで大事にならないまでにしても、言葉として残る文字によって仕事に関係する指摘や厳しい叱責などがあったとしたら、それはどうでしょうか?

「ググれ、カス!」

これは数年前に有名になった、先輩社員が後輩社員に人に聞く前にまずは自分で調べてから物を言えという趣旨で厳しく叱責した例の一つです。

もし、これに近いことが社内のあちらこちらで起こっていたのだとしたら、その組織の中身は一体どうなっていくのでしょうか?

想像しただけで恐ろしいです。

一般論としては、社内でのネットリテラシーを向上していこうということだったりするのでしょうが、それだけでは効果は薄いと考えています。

会話でなく対話を増やそうというのもコロナ時代には物凄く取り上げられていましたが、そのために管理職にリーダーシップ・ファシリテートの勉強やトレーニングをさせておける余裕がある会社は、実際そう多くはないというのも事実だと思います。

シンプルにこの解決策について言及するのであれば、ポイントはルール化ではなく、使用頻度をどこまで著下げられるか?または、極力使わないようにする方法は?という方向ではないか…と考えたりしています。

それ程に、言葉によるコミュニケーションは特に文字で行われる場合、これがいろいろな問題のトリガーにもなり問題を引き起こす要因にもなっているのではないか?と考えている今日この頃です。

社内にもっとおしゃべりの体験を。
その実現方法をいろいろと考えていきたいと考えています。


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