就活疲れしたあなたへ
こんにちは。
新卒採用に関わる企業側や学生側においても「いまが頑張り時…」を長いこと繰り返してきていることで、少し疲れが出てくる時期に入ってきたと思います。私も少々疲弊し、疲れが出てきました。
こういうときは体を動かし汗をかいてリフレッシュするのがやはりいいです。気分転換にもなるので、草刈りをしてきました。
ここからの時期、モチベーションをグンと高く上げてくる学生と、トーンダウンしてくる学生に二極化してきます。思い通りの就活ができていないことをバネにしてくるタイプと、思い通りにいかない理由が自分に見当たらず落ちていくタイプの二極化です。
この二つのタイプの違いを客観的に外からみていると、一つの気づきがあります。短距離走と見て走っているタイプと、長距離走と見て走っているタイプの違いです。
前者は就活をゴールとして捉えていますが、後者は就活をスタートとして捉えている違いがあります。前者は限定的なので、会社もやりたい仕事内容も絞り込んでそれをピンポイントで狙い撃ちしてきますが、後者は仕事の軸を見つけたら同じ仕事をする大企業と中小企業を同時進行で選考を進めていき、どっちが自分の価値観にあっているのか?などを見極め、進めていくやり方です。
当然後者の方が戦略的なので、成功確度が上がってくることは言うまでもありませんね。一方で、多くの学生が後者の視点に立てないのは、当然のことです。いつも何かのガイドがある道を歩いてきている訳ですから、急に「自分の頭で考えろ」「自分の責任で選択しろ」というのがハードルの高いことに感じるのは当たり前のことです。これが本人だけのせいだととは私は思いません。
なので、この時期は個別に学生と向き合う時間を大事にしています。労力と時間を割くので大変ではあるものの、HR人としてはやりがいを感じる時間でもあります。
伝えたいことはこの期に及んで就活Howtoのようなインプットをしても全く意味がないので、そういうことは一切やりません。伝えることはたった一つ。「承認欲求を手放しなさい」という声掛けです。
無意識のうちに理想の相手に認められ、その相手から選ばれることに重きを置き、苦しくなっている人を見ることがあります。承認欲求を手放して「選ばれる就活」から脱却し、一緒に考えて、つくりあげていける相手探しを推薦しています。
そろそろその見極めをしていく上で、大事なターニングポイントが迫ってきているように思います。就活疲れをした学生にとってこの記事が少しでもお役に立てていただけたら嬉しいです。
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