記憶の底のキャラクター
学童保育に来ている子どもたちのひとりが 大きな黒ぶちの おもちゃの丸メガネをかけていたので
『丸出だめ夫みたいだね』
と言った
『知らないの?』と聞くと
『え〜? どうせ古いマンガのキャラでしょう』
と よくわかっている
スマホで検索すると 出てきた
作者は森田拳次
そういえばそうだ
古い記憶の底から サルベージしたような感じだ
森田拳次という名前は 本当に懐かしい
藤子不二雄 赤塚不二夫 水木しげるはもちろん よく記憶に上がってくる
ジョージ秋山や 影丸譲也も たまに記憶に浮上する
しかし 森田拳次 山根青鬼 辺りは ほんのたま〜に といったレバルに 記憶の底に沈殿している
しかし いったん浮上すると 意外と覚えてるやん になるのである
ロボタンの作者でもあるという
テレビで放映していたアニメで 今でもよく覚えている
典型的なロボット型ロボットだが 胸に勲章を付けている
そんなところが 昭和の価値観を反映していたようで笑える
武器はスーパー磁力
鉄のみならず 何でも引きつける
何でや?
引きつけた悪者を 鉄のボディーに当てて 失神させるのだ
敵役 つまり アンパンマンに対するバイキンマン ドラえもんに対するジャイアン
は ロボタンに対しては キーコたんとボッチである
キーコたんは メスのカラスで ボッチは邪悪な赤ん坊!である
ララ〜ラポッチ ララ〜ラキーコたん
と歌いながら登場し スーパー磁力でロボタンにやられるのがパターンである
いやぁ 懐かしいなぁ
森田拳次は 確か アメリカのルポのようなマンガも描いていたような記憶がある
と思い出したのが 昨日の昼間
森田拳次の訃報を知ったのは その日の夜である
何なんやろ