水民マガジン 水泳 スポーツにおけるポジション争い
野球にせよ サッカーにせよ バスケットにてせよ ラグビーにせよ 最終的には ポジション・争いをせざるを得ないスポーツである
これは ゲームに出場できる人数が決まっている という構造的な問題である
そのチームにいる限り 同じポジションに 自分より良い選手がいると ゲームの出場回数は減る
実力によって それが決定されるなら良いが 良い選手かどうかを それ以外の要素で決定されてしまうことは まま あることだ
そうなると 一見頼りがいのある者が 選ばれる可能性が高い いじめられっ子よりイジメっ子が選ばれる可能性が高いのではないか?
そして 選ぶ側の人間 という問題もある
プレイヤーとの相性や 自分への忠誠度で選んでしまう監督やコーチに当たってしまうと 選手にとっては不幸だと思うが 得する者も出てくる
相性(よいしょ能力?)忠誠度(忖度?)を構築するのが得意な者である
それが悪い と言っているのではなく そういうものなのだ
集団競技に ハラスメント行為が起こるのは おそらく構造的な問題が大きいと思う
水泳にせよ 陸上にせよ 個人競技にハラスメントが全くない とは言わないが 構造的には かなり少ないはずだ
基本は 個人のスキルがすべてだからである
世界記録を出せる実力があれば 登録して いくつかの公認大会に出て 実力を発揮できれば どんな大会にも出られる
常に全国制覇する 強豪チームに所属していなくても 無名のチーム所属でも もっと言えば 個人であっても 練習環境や登録のしゃすさなどの問題があったとしても 日本選手権にも世界選手権にも出られる
中学3年の頃 テニス部(軟式)に所属していたわたしは 3年間 ほとんど休みなく練習に出ていた にも関わらず クビになった
試合に行かなかったからだ 中学のテニスの大会は すべてダブルスだった そうなると ペアで組む相手によって 戦力が違ってくる わたしが組んだ相手は 比較的 新しく入部したので あまり上手くない ただし 相性は良かった
ちなみに わたしは多分 そんなに下手ではなかったが 雑だったと思う
そんなわけで レギュラーになれなかったのだ
クビになった事には 仕方ないな と思う反面 理不尽だとも思った
その後 同じ組の できたばかりの水泳部員に誘われて 水泳部に入った
水泳は 元々好きだったが 本格的な訓練を受けていないので 速くはない
しかし 大会には出場できたし リレーにも参加できた
自分の性格が チーム・プレーに合っているかどうか チームに所属する事によって起こるであろうポジション争いに 対峙していけるのか
スポーツを選択するには 結構重要な要素だと思う
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