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水民マガジン 夜郎自大サップ 2.23 イメージ・サップ

土日と川に行けなかった
YouTubeチャンネルを聴いていると ガンの手術から復帰された 内田樹先生の話しがあった
最近の人は アンチ・エージングにこだわりすぎる
年を取ることを受け入れて 相応につきあった方が良いのではないか という話しである

私的な経験を話すと 数年前 突然アーム・カールができなくなった
アーム・カールは 上腕二頭筋を収縮させる運動である
それが わずか2キロのウエイトすら 持ち上げるのが困難になった
突然 力が入らなくなったのである
医者に行って 専門の医院を紹介され 筋電図検査を受けたり MRIで脳の検査を受けたりしたが 原因がわからなかった
12月に突然それが起こって 遡る10月にコロナワクチンを接種したので それが原因では と問うと 医者は言下に否定した
少しずつ 改善の方向に向かっているが 現在 右手の握力は 17 
乙女の握力である
力が入らなくなって暫くすると 肩が強烈に痛くなった
そこで 生まれて始めて 整骨院に行って マッサージをしてもらった
痛みは順調に消えたが 力は入らなかった
深刻な事態ではある が 深刻には思わないようにした
スイミングの仕事は 何とかこなせた(バタフライの見本とかは 絶望的に無理だけど・・・)
一度 飛び込みを試みると 右手の振り上げがついていけず バランスを崩しそうになった
上腕二頭筋は こんなところにも関与しているのである
カヤックが 上手くできなかった
右腕が上がりにくいからだ
しかし サップはどうにかなった
そうして できる事 できない事が なんとなく感覚的にわかってきた
そして できない事については どうカバー出来るのかも なんとなく身についてきた
不完全な身体と 何となく折り合いがついてきたのだ
最近は 少し前まで上手くできなくなっていたケン玉が だいぶ 上手くできるようになっていた
ケン玉を操る筋力が 回復してきたのだ
なるほど 微妙な力のコントロールにも 数種類の筋肉の動きが作用していた
箸を持つ手も 鼻の頭を掻く仕草も 耳の穴をほじくる事も こうした力加減に支配されているのが 実感できる

こうした経験によって 内田先生の話が心に沁みてくるのである








 


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