ジャズを聴き始めた頃 高瀬アキ
高瀬アキというピアニストを なぜ知ったのだろうか?
ウィキを見てみると 山下洋輔に師事した とある
してみると そのあたりから興味を持ったのだろう
最初に買ったのは
『ABC』
この間 部屋のレコード棚の だいぶ前に大量に売り払ったレコードの残党を眺めていると その中にあった
売らなかった という事は 愛着があったのだろう
山下洋輔に師事 という事は げんこつ 肘打ちなんかも使うのかな とか思ったが 実に叙情に溢れた 美しい曲が収められ その中の何曲かテーマは 今でも口ずさめる
シーラ・ジョーダン というボーカルを かなり贅沢に使っている
ソロは 自由だが抑制が効いている(当時の感想 今の記憶)
彼女のアルバムは 何枚か持っている
『アリス』
マリア・ジョアオの 変幻自在のボイス・パフォーマンスが楽しい
『ミネルヴァの梟』
デイブ・リーブマンのソプラノ・サックスが 実に良い
わたしの中で デイブ・リーブマンの全体像が 今ひとつ つかめないのだが このアルバムの演奏を聴くだけで 彼がいかに素晴らしいサックス奏者だということが判る
『ブルー・モンク』
デビット・マレイとの共演
昔 別々のシリーズで活躍したヒーローが ひとつの物語で共演した というみたいな こういうのを「アベンジャーズ感」というのだろうか?
少し記憶を辿ると 共演者の存在がクローズアップされる
もちろん 高瀬アキの演奏の素晴らしさは言うまでもないのだが 共演者の良さを引き出す という能力にも長けているのだろう