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採用は難しい。だからこそ伴走者が必要だ。

はじめまして。採用戦略ノートの編集長をしようと考えている「いち部長」と言います。

簡単に自己紹介をいたします。私は人材サービス業界に長らく関わり、
肩書は部長でした。実は当時、様々な企業の採用支援をお手伝いする中でモヤモヤしている部分がありました。

<モヤモヤしていた心の中のこと>
・採用人数が1名であれば、面接1名して、エントリーも1名が究極の採用
・そんな焦らないで、時間をかけてじっくり採用すればいいのに。短期的に良い人材を見つけるなんてことは、中途採用は難しいよ。
・急に採用が必要になった時に、焦って採用活動するから、無駄な広告宣伝費にお金をかけてしまうのだ
・国とは人なのだ(アラバスタ国王)。なのに、企業も同様、提供するサービスを維持・発展するために人がすべてなのになんで採用活動を最優先しないの?
・むやみやたらにエントリー数を増やしても意味があるの?
・どんな人を採用したいのか共通認識がない中で進めてどうするの?

etc

出したモヤモヤは一部です。人材サービス業界は人手不足という課題の中で、様々なサービスが開発され、カオスのような状態になっています。

ちょうど私が人材サービス業界に入ったのは、ハローワークや紙の求人広告ではなく、webに変わり、人材紹介やダイレクトリクルーティングなど様々な採用手法が世の中に出始めた時です。

私が企業に在籍している中で、リーマンショック、コロナショックは、人材サービス業界にとって最も厳しい時期でした。

それはあくまでも本当に一時的な話です。日本国内の人材不足は、年々高まり続けています。最近では、人手不足倒産も増え、本格的により一層人材を採用し確保できる企業だけが生き残ることができる時代を迎えつつあります。

大企業ではIT投資がどんどん進み、AIやロボットなどを使い省力化して事業を運営し、発展させる。そして生産性向上?しています。その一方で、中小企業では、IT投資したとしても、結局のところ、API連携が上手く行かないとか、障害が起きてサーバーダウンしたとか、機能がアップデートされて使えなくなったとか、ITの使い手が少ないのが一般的なので、アナログだったの書類がデジタルになったぐらいで、事業にはいい影響を与えているかよくわかりません。

そして、採用も大きく変わりました。終身雇用の崩壊と共に、新卒一括採用だけでなく中途採用が一般的になり、転職者も増えました。働き方改革を通じて、多様な働き方が増えました。働く人の価値観は、2016年ぐらいから短期間で大きく変化してきました。そして、「採用が難しい」という課題も尽きることはなく、どのチャネルがいいのか、どのプラットフォームがいいのかと常に悩んでおられる方もいらっしゃると思います。

「人間は考える葦である」

経営戦略を実行するには、年々、採用が大きな課題となってきました。特に中小企業にとっては、より深刻です。地方の中小企業、そしてこれから成長するベンチャー企業の経営者や採用担当の方に向けて、ご自身の採用戦略のきっかけとなる気づきを私の経験・体験からお伝えできるようになれば、業界に携わってきた人間として、何かしらの恩返しができるのではないかと思っています。

どうぞこれから宜しくお願い致します。

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