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求人票のPDCAサイクルをしていますか?

こんにちは、ハローワーク求人にメチャ強い社労士の牧です。

採用活動が上手くいかない理由の一つに、「何もしていない」ことがあげられます。私がこのようなことをいうと、「いや、そんなことはないです。ハローワークにも求人票を出しているし、何もしていないわけではありませんよ」と、あなたはこのように反論するかもしれません。

求人コンサルでよくある会話

採用活動が上手くいっていない経営者から、次のような相談を受けることがあります。

相談者「本当に人が採用できなくて困っています。採用さえ上手くいけば、もっと事業拡大もできるのですが、困ったものです。どうすれば社員を採用できるのでしょう。何かいい方法はありませんか?」
私「採用が上手くいっていないのですね。この人手不足の状況では、そのような会社は多いと思います。ところでハローワークにも求人票は出しているのですよね?」
相談者「はい、それはもちろん出しています。もうかれこれ、1年以上も出し続けていますよ。ただ、問合せの電話もなく、もちろん応募したいという電話もありません。電話があるといえば、広告会社か人材紹介会社からの営業の電話ばかりです。」
私「1年以上も求人票を出していて、応募者からの電話もないのですか?それはマズイです。長すぎますね。」
相談者「本当に長いですね。もうどんな内容で求人を出していたのか?正直、忘れてしまいそうです、笑」
私「そうなのですね。求人内容を忘れてしまいそうなくらいですから、この1年間もしかすると求人票のメンテナンスも全くしていないのではないですか?」
相談者「求人票のメンテナンス?それは一体どういうことですか?」
私「あ、、、やっぱりですね。求人票のメンテナンスを何もしていないわけですね。」

これは、採用活動が上手くいかないという経営者とのやり取りですが、採用の相談ではよくあるやり取りです。求人票を出している=やっていると勘違いしているケースです。この事例でいえば、求人票を出してからもう1年も経つのに、求人票のメンテナンスもできておらず、求人票を出しっぱなし、ほったらかし状態です。PDCAサイクルが回っていません。

ハローワーク求人票は出してからが勝負

求人票もただ作って、出せばいいというわけではありません。求人票を作り込むことももちろん大切ですが、出してからが勝負なのです。

応募者からお問合せや面接の申込などの何かしらの反響がもしもないのであれば、求人票の内容を見直し、改善するなどのメンテナンスをしなければなりません。求人票を出して1年も経っているのに応募者からの反響がないのであれば、この先2年、3年とその求人票を出し続けていても、反響がないことは目に見えています。それは何もしていないのと同じで、採用活動に対する怠慢なのです。

求人票のPDCAサイクルのPは作成、Dはハローワークへの公開、Cは反響チェック、Aは見直しや改善です。「何もしていない」状態に陥らないように注意しましょうね。

もし求人のお手伝いが必要な場合はご連絡ください。求人票の書き方セミナーやZOOM無料相談も随時受付中です。

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