占術紹介:九星気学とは
明治42年(1909)に園田真次郎が気学としてまとめたもので、それ以前の九星術とあわせて九星気学と呼ばれます。九星術は奇門遁甲の九宮(一白:いっぱく、二黒:じこく、三碧:さんぺき、四緑:しろく、五黄:ごおう、六白:ろっぱく、七赤:しちせき、八白:はっぱく、九紫:きゅうし)を抜粋して九星(奇門遁甲の九星とは別物です)とし、江戸時代から家相を見る時にも使われていました。運勢を見る場合、年(本命星)と月(月命星)が特に重要視されます。五黄土星と暗剣殺(あんけんさつ)方位を避け、吉方位では神社参りお水取りを行うのは、日本独自の開運手法です。現在流行しているインテリアや置物の風水、鬼門・裏鬼門などの家相方位は、この九星気学の概念をもとにしています。