(占術解説:六壬推命)小室圭さん
アメブロ投稿記事の占術解説です。六壬神課を勉強されている方など、東洋占術の専門家向けです。
六壬神課の解釈は以下の通りです。四課三伝の相互関係と刑冲剋合会生の関係で見ます。以下の命式は一課~四課に全て剋があり特に事件性が高い地盤から天盤への剋が一課、三課、四課にある渉害課(しょうがいか)です。通常の事件を見るときであれば事件性が高いと見ますが、推命ですので色々と人生の宿題が多い命式だと想定できます。
刑や剋だらけで、一番きつい旺気刑(子卯の刑)がパートナーとの関係で複数見られます。人間関係では特にハードルの高い人生かと思います。玄武や騰蛇などの十二神将があるので、色々と策略を立てようとしますが、十二支関係が刑剋ばかりですので空回るでしょう。
解決策としては、末伝にこつこつと地味に頑張る十二神将の太常が居ますので、野心は持たずに身の丈にあった言動を心掛けることだと思います(上記表末伝の良い意味参照)。今の言動を続けていけば、悪い意味の方に進みます。六親星の官鬼は、災難、訴訟、悪人、官吏、人に害をなすものという意味がありますので、物事を注意深く進める必要があります。
彼が今後どのような道を選択するか、引き続き注視していきたいと思います。
以上ご参考になれば幸いです。