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2023年8月の記事一覧
「『革命』の上に『反』をつけるだけで相手を断罪し、自己の立場を絶対化し得るような意識を軽蔑をこめて批判する」←それな。
相変わらず「火山島」を読んでいる。
上記のセリフは、梁俊午(ヤン・ジュノ)が主人公の李芳根(イ・バングン)を評した言葉だ。
自分は李芳根という人物が余り好きではないが(穏当な表現)、この言葉には共感した。「いいね」を百叩きくらいしたい。
芳根は済州島の裕福な家の出だが、日本支配の時代に天皇の銅像に小便をひっかけた罪で留学という態で日本に追放される。
日本でも思想運動をした罪で捕まるが、
「『腕が一本増えた物語』を書くとしたら、『腕が一本増えた原因』を書いてはいけない」というレイモンド・チャンドラーの言葉に衝撃を受けた。
先日、書いた「藪の中」のオマージュ「洞窟の中」について、「凄く怖かった」と言ってもらえた。嬉しい。
「藪の中≒未解決事件っぽいブラックボックス的な創作」が大好きなので、「この作品が面白かった」「書いたぞ」という人がいたら良かったら教えてください。
※自分のオススメ。↓
閑話休題。
ずっと前にも、何作か小説を書いてみたことがある。
だがその時は人に読んでもらう以前に、自分で読んでも「面