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蛇と月

 本日2/17は、巳の日だそうです。
 前回の個展の際制作した蛇と月のテーマの作品。
 個展後も引き続き数点制作しました。

「円環螺旋」
(circular spiral)
多層ガラス絵(3層)
画面サイズ:100×100mm
(個人蔵)

 2匹の蛇が、各ガラスに描かれ、正面から見ると視覚的に交わるように設ています。
 この作品は発表前ですが、制作直後にご予約頂きました。感謝。

ぴったりの額。

 発表自体は、間も無く始まる神戸の個展での予定です。会期は2/26〜3/11。お客様のご厚意で、3/4くらいまでは会場でご覧いただける予定です。
 短い公開ですが、関西方面の方は是非。

「巳月・朔」
(Moon snake・new)
多層ガラス絵(2層)
画面サイズ:80×60mm

 こちらは2点連作の一点。欠けた月が元に戻る、朔。いわゆる新月。
 脱皮したばかりの細く白い身体の蛇が、円を抱える。生まれ変わり、満ちゆく予兆がテーマ。

フレームはシルバー×ブラック。
「巳月・望」
(Moon snake・full)
多層ガラス絵(2層)
画面サイズ:90×80mm

 2連作のもう1点目。こちらは満ち切った望月。蛇もたっぷりととぐろを巻いています。
 蛇に関しては以前、蛇カフェへ出かけドローイングをしました。やはり実物を前にすると、その重さやヌッとした雰囲気が記憶に刻まれます。その時の記事

朔と同じフレームです。錫箔を使用していて、反射の角度によって雰囲気も変わります。

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