自分の「手」で直接作る印刷物
◎銅版画の刷り
オープンバイトを施した版の刷り。画像のボコっと盛り上がっているゴールドインクの部分です。
銅版画はプレス機という機械を使って刷ります。機械といっても手で回して強い圧をかけるという古典的なものです。
複数枚刷れてしかも全部オリジナル、というのは版画の特性ですね。
◎手で刷る味わい
デジタルプリントという人の手で全く刷らない版画もありますが、機械による大量の印刷物とも1点しかないアート作品とも異なるニッチな世界が、この銅版画の手で刷るエディション刷りだと思います。
↑刷りたて。
白い楮の和紙に、黒い箔打ち紙を張り込んで刷っています。