ほな何か?
おはようございます。
バクシーシ山下です。
今日から雨なんですって。
梅雨に入るのかしらね。
さて、昨日は『爆笑問題カーボーイ』のCD田中殿堂入りスペシャルでしたね。
みなさん聴きました?
えっ?聴いてない?
今すぐ聴いてください!
面白いから、本当に!
僕の憧れなんですよねぇ。
ああいう番組をやってみたいですよねぇ。
無理かもしれないですけどねぇ。
僕は元来お笑いを志した動機が渋すぎるのかもしれない。
だって元々は『パペポ』ですからね。
金曜日の深夜に鶴瓶さんと上岡さんがタバコ吸いながらしゃべってるのがとにかくカッコよかったんです。
リラックスした感じで、ちょっとコアな話をして、分からん奴はついてくるな、というスタンスで。
カッコよかったなぁ。
博学で理路整然としゃべる上岡さんに、動物的感覚で感情的にしゃべる鶴瓶さん。
こんなコントラストが素晴らしいトーク番組は後にも先にもないような気がします。
僕は上岡さんの屁理屈が大好きなんです。
「あんた、禁煙続けてて意思強いでんな」
「僕は意思弱いよ」
「なんで?」
「男が一度吸おうと決めたもん途中で止めるんやから」
とか
「外国で言葉に困りまへんの?」
「困らんよ」
「日本語しかしゃべられへんのに?」
「僕は困ってない。相手が困ってる」
とか
「ため息つくと運が逃げるらしいでんな」
「ため息ぐらいで逃げる運なんかたいした運やない」
なんて屁理屈が大好きです。
そのたびに「悔しい~」と感情むき出しで返す鶴瓶師匠も大好きでした。
上岡さんの幼少の頃のエピソードも大好きです。
泥だらけでお風呂屋さんに来た上岡少年とおじさんとのやり取り。
おじさん「汚いなお前ら、流し湯してから入れ」
上岡少年「ほな何か?おっちゃんは散髪行くのに家でちょっと切ってから行くんか?」
この話を聞いた鶴瓶師匠「ようあんた、殺されんとここまで生きてきたなぁ」
こんなんスゴい好き!
粋でハイセンスで知的な笑い。
今ならラジオでそれを感じます。
別にど真ん中じゃなくていい、キャーキャー言われなくてもいい。
そういうのんカッコいいですよねぇ。
では、また。