『無題』というタイトルつけたがる
おはようございます。
パワハラ男です。
関西の緊急事態宣言が解除されてから初めての土曜日ですが、一度にドッと外に出るのではなく、徐々に徐々にでいきましょう。
また、第二波で辛い思いはしたくありませんから。
さて、今日はタイトルについてです。
僕はカッコいいタイトルがすごく好きです。
一口にカッコいい、と言っても、それこそ個人差があると思います。
なので、今回は純粋に僕の好きなタイトルを列挙していきたいと思います。
まずは小説で好きなタイトルは、
『限りなく透明に近いブルー』
これ!
カッコいい!
何が? 何が限りなく透明に近いブルーなの? 気になる!
となり、読み終わったあとに、「うわ、これは限りなく透明に近いブルーしかないわ」となります。
ちなみにこの『限りなく透明に近いブルー』は改題で、元々は『クリ○リスにバターを』という大変お下劣(死語)なものでした。
『万延元年のフットボール』
これは今まさに読んでる最中なのですが、もう、どういうこと? 何? 万延元年にフットボールなんかあるの? 江戸時代じゃないの? 蹴鞠? 蹴鞠はもっと古くない? 何? どういうこと?
と気になりますよね。
とにかく気になるタイトルが僕は好きなのかもしれません。
大江健三郎さんはタイトルつけるのが上手い作家の一人だと思います。
『飼育』
『芽むしり仔撃ち』
『見るまえに跳べ』
『レイン・ツリーを聴く女たち』
どれも秀逸ですよね。
映画なら、
『いつかギラギラする日』
とか、
『復讐するは我にあり』
とか、
『アパートの鍵貸します』
とか、
『十階のモスキート』
とか、
『コミック雑誌なんかいらない!』
とかが好きですかね。
あ、ひょっとしたら僕は文章になってるタイトルが好きなのかもしれないですね。
漢字二文字で『純情』とか言われるよりも、『1/3の純情な感情』の方がいい。
……
……
…いや、これは良くない。良くないってことはないけど、1/3の純情な感情ってなんやねん。ワケわからん。
二度とそんなこと言わないでほしいです。
というわけで、今日はシャムシェイドについてでした。
では、また。