子どものまちで卒論を書きたいあなたに
難しいぞ。がんばれ。
なぜならば。
①調査のための枠組みがない・確立していない。
研究にあたっては、どの視点から「子どものまち」を見るのか、決めなければならない。教育学系か、社会学系か、都市工学系からみるのか、家政学からみるのかetc.
「子どものまちで卒論を書きたい」からスタートしても、子どものまちを見るための枠がないと、本当にしんどくなると思う。仮説が立たない。
②「子どものまち」を客観視できないかもしれない
子どものまち出身者がこのテーマで書くなら、まちへの愛着は一度捨てたほうがいい。「子どものまちは素晴らしいものなんだ」という結論に持っていきたいならそうしてもいいけれど、対象を客観視できなくて積むリスクがやばい。
③調査対象にする「子どものまち」は絞りましょう
AのまちとBのまちの比較、くらいなら卒論で間に合うが、下手に子どものまちに手を出しすぎると1つひとつの調査が甘くなる。
なお修士論文以降は別。やるんだ。
以下、こどものまち関連の文献リスト。あとで追加していくつもり。
日本の子どものまち研究で一番有名なのは木下勇先生なので、一度通るべき。この本にもミニミュンヘンのことがのっていたような、忘れた。
なんか知らんが、この本に出てくる「参画のはしご」はみんな使う。
いうまでもなく、こどものまちの本。これは子どものまちにがっつり関わっている人はみんな読んでる。
家政学で子どものまちを研究している花輪先生の文章が載っている。
「ミニたまゆり」の事例。
こどものまちのみんなで書いた同人本。
ほか、参照図書。
子どものまちをフィールドワークするのなら、読んでからきてください。
こどものまちについて知りたいことがあれば、以下までどうぞ。
https://www.facebook.com/marika.saitou
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