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KOK2024 終えてレポート PPV視聴

KOK 2024の個人的感想とか書いてみました。
あくまでPPVで視聴しての感想です。
現地との差はあるかと思います。
事前の予想では優勝CIMAでした。

審査員は6名+観客
漢 →漢a.k.a.GAMI
M →MOL53
崇 →崇勲
E →ERONE
F →FORK
Z →Zeebra
今回からMOL53、崇勲が増えた。
これがどう結果に影響してくるのか。。。

1ROUND

第1試合 呂布カルマ VS CIMA
呼煙魔ステージ

CIMA
「俺はスポットライトで本物と戦ってきた
相手お前なら腹減ってきた
小学生から逃げるのに俺から逃げずによく出来ました
ガキに教えるのもHIPHOP」


呂布カルマ
「こっちは人の親
小学生相手なんかにマイク交わせるか舐めんな
その点、お前は相手に相応しいからやってやんよ
CIMA、俺の本名『ミシマ』
二つ足んねーな『シマ』の数が」

CIMA
「ガキにも教えるのがティーチング
カルマいきなりのピンチ」

判定
客 呂布
漢 CIMA
M CIMA
崇 CIMA
E CIMA
F 呂布
Z 呂布
勝者 CIMA

呂布カルマの少し前にあった
凱旋でのFCザイロスの一件を含んだ
CIMAのバースは落とし方も
納得感も強く会場もあがった。
呂布カルマの最後のミシマのくだりは
会場上がるもそれ以外のバースは
CIMAのバースに比べて
パンチラインが少なく感じた。

「ガキにも教えるのがティーチング
カルマいきなりのピンチ」

個人的にここで決まった感があった。
薄々思ってたことをドンピシャのタイミングで
韻踏みながら落とした。
その後、呂布カルマのラストバースの
「自由にやってる俺こそが本物」で
最後巻き返したがそれでも
会場の熱量を掴んだCIMAの勝利。

X:@official_kok



第2試合 KOOPA VS GIL
GRADIS NICEステージ

KOOPA
「下ばかり見てうつつ抜かすな
これからは俺ら上に上がるんだ
ちゃんと上に上がる準備できてるのか」

GIL
「下向いて下向いて掘り下げて
込み上げて未来を作るのさ」

GIL
「確かにこのゲームで
ベットするのは金じゃねぇよな
俺たちはマイク握って命懸けだもんな」

判定
客 GIL
漢 GIL
M GIL
崇 GIL
E GIL
F GIL
Z GIL
勝者 GIL

KOOPAのバイブスは
会場の雰囲気に合いそうだったが
若干の聞き取りづらさで上がりづらそうだった。
逆にGILが聞き取りやすく
明確なカウンターが決まり観客を味方につけた。
(KOOPAがパンクドランカーズの
ジャケット着てたのが個人的に上がった)

X:@official_kok



第3試合 ミメイ VS lonelow
DJ ZAIステージ

lonelow
「ライブも曲も特にやってないのに
言うのは京都レペゼン」

ミメイ
「俺も悔しいからかますんだ
ZAIビートは俺のだ邪魔すんな」

判定
客 lonelow
漢 lonelow
M 延長
崇 lonelow
E ミメイ
F ミメイ
Z 延長
延長

ミメイの方が聞き取りやすく
踏み方なども上手だが
より攻めていたのはlonelow。
・ネタライム
(流石に本気でネタと思ってないだろうが
上手すぎるライムへの攻め方としては定石)
・音源作ってない
の2点を主軸に攻めたことに対して
・ネタライム→否定、今更そんな言われても
・音源作ってない→これから作っていく
のアンサーしかやりようがなく
攻めあぐねていた印象。

延長
lonelow
「前も延長になって確かに負けちまったからな
だから言ってやるミメイ⚫︎ね
一世一代のリベンジ戦」

ミメイ
「王の中の王を決める大会で
リベンジひけらかすのどうかと思うけどね
ちゃんと高校生背負ってかましてみろよ」

ミメイ
「日本で一番建物が低い街から
全てを見下ろすための計画第1章だ」

判定
客 ミメイ
漢 ミメイ
M ミメイ
崇 ミメイ
E ミメイ
F ミメイ
Z ミメイ
勝者 ミメイ

lonelow的に延長前で
決めきれなかったのが痛かった。
通常だとミメイの
上手い事言うライムやクールな印象は
KOKとの相性が悪そうだが
lonelowのディスに対して段々と熱くなるミメイが
KOKの空気感と合ってきた。
逆にlonelow側が攻める手段が尽き
ミメイの技術と熱量が上回った。


第4試合 9for VS 裂固
ksmn ステージ

(事前から話題になっていたksmnビート
めっちゃカッコいい…)

コイントスで先攻とる9for
(当日先に1戦試合しているから仕上がっている)

裂固
「お前の方こそさっきからグルーブがねぇ
俺はエミネムみたく lose your self」

9for
「俺がエミネムでこいつがパパドック
つまり撃っちゃう それは韻かな
ライム撃ちすぎて潰れるキンタマ」
「韻ばっか踏んでるアバズレ野郎
とっととマイクで片付けましょう」

裂固
「俺のバックあいにく日本ばれ
やると決めた男に二言はねぇ」

9for
「おい裂固負けそう タオル投げてもらえ
お前が背負ってるHIKIGANE
やったとこで意味がねぇ」

判定
客 9for
漢 延長
M 9for
崇 裂固
E 9for
F 9for
Z 裂固
勝者 9for

ベストバウト。
主人公(裂固)VSヒール(9for)の構図
9forのディスと皮肉の強いパンチラインに対して
えぐいほどの韻の連打で
応戦するが9forが強かった。
いつも裂固が持ってくる
HIKIGANE SOUNDのタオルをいじっての
「タオル投げてもらえ」
「お前が背負ってるHIKIGANE(タオルの前に立ってポーズの真似して)
やったとこで意味がねぇ」
ステージングも含めて
9forのヒール感がめっちゃ良い。

X:@official_kok



第5試合 K-rush VS SIMON JAP
DJ RION ステージ

先攻後攻選ばせるSIMON JAP
先攻選ぶK-rush

K-rush
「埼玉の書いてK-rushと読みな」

SIMON JAP
「お前をぶっ刺す
見てこいよSIMON JAPが復活」
「何が磨いた牙?お前は●体だ今」

K-rush
「俺は王の中の王 つまりエンペラー
経験の差を出したことが決定打」

判定
客 SIMON JAP
漢 SIMON JAP
M SIMON JAP
崇 SIMON JAP
E K-rush
F SIMON JAP
Z SIMON JAP
勝者 SIMON JAP

お互いちょっと噛み合ってない感あったが
ビートとSIMON JAPの相性がよく
渋くカッコよかった。
逆の雰囲気のビートだと反対もあり得たかも。

X:@official_kok



第6試合 KOPERU VS T-TANGG
BAKU ステージ

(T-TANG入場にサ上登場。アツい)

KOPERU
「俺だって梅田NO.1レペゼンのプレイヤー
歴史変えるためにきた器なんだよ」
(タングのキングの器じゃないへのアンサー)

T-TANGG
「姓は鎌倉 名はタング
お前じゃなくて呼んでこいRかふぁんく」
「男だからよ とことん戦おう
今日は俺が獲る 王の中の王」

KOPERU
「言われ続けた Rかふぁんく KGにKBD
俺だっているここに
いちいちうるせぇこと言うなバカやろう」
「しっかりやるマイクで表明
やり続けているからここにいるんだろうが」

判定
客 KOPERU
漢 KOPERU
M 延長
崇 KOPERU
E T-TANGG
F 延長
Z T-TANGG
延長

ビートへの乗り方上手がKOPERUが
声荒げて感情乗ってるのアツかった。
KOPERUここ勝ってても
おかしくないくらい強かった。

判定
客 T-TANGG
漢 T-TANGG
M T-TANGG
崇 T-TANGG
E KOPERU
F T-TANGG
Z T-TANGG
勝者 T-TANGG

正直延長はどちらともパンチラインという
パンチラインはなかったと思う。
ただ両者ともめちゃくちゃ上手。
上手だったがお互い攻めあぐねていた。
ただKOPERUの方が
観客が上がるタイミングが難しそうだった。
熱い感じで勝ち進んだら
KOPERUこの日の主人公なってたかも。。。
(KOPERUのニット帽が落ちるのが気になった。)

X:@official_kok



第7試合 輪入道 VS LOWCH
Olive Oil ステージ

輪入道
「いつも通り最初から全力ライミング
必ず優勝旗持って帰るぜ 手上げとけ輪入道に」

輪入道
「絶対に後ろから切り裂かね
真正面 みせてやる 生き方で」

LOWCH
「余裕のスライディング
今夜キングを奪いに行く」

輪入道
「こいつ どいつ ロールスロイス
引き●してやる Olive Oil 」

判定
客 輪入道
漢 輪入道
M LOWCH
崇 輪入道
E 輪入道
F 輪入道
Z 輪入道
勝者 輪入道

声量というか声圧というか
大きいステージでの経験の差のよう感じた。
やはり輪入道の方がしっかりと聞き取りやすく
圧が凄まじかった。
輪入道のだんだんと乗っていく感じも良かった。
(血管がわかりやすいパラメータ)

X:@official_kok



第8試合 S-kaine VS 杏地
Whoopee Bomb ステージ

S-kaine、ダンサーのセコンド連れて登場
個人的にセコンド連れてるの好き

杏地
「こんな話ししたくねぇけど
ピラフ星人やMay4のヘッズに
HIPHOPわからせたのはこの俺だ」

S-kaine
「だれがだれだれ星人?
俺は言わせれば右手にマイク ラップの名人」

杏地
「仲間がいるのは羨ましいぜ
札幌 仲間を遠ざけて 1人で歌いにきてんだよ」

S-kaine
「仲間を遠ざけてんじゃねぇよ
仲間のバイブスが足らなかっただけだろ」

S-kaine
「お前はバトラー 俺はアーティストだ」
「リスナーと審査員の音
俺が曲として完成させてやるよ」

判定
客 S-kaine
漢 S-kaine
M S-kaine
崇 S-kaine
E S-kaine
F S-kaine
Z S-kaine
勝者 S-kaine

入りからS-kaineの
優勝獲りに来てる感があった。
けどそれに飲まれず
ブチかました杏地もすごかった。
ただ、やはりS-kaineのカウンターが強く
ステージング含め観客の上げ方が上手。

X:@official_kok



2ROUND

第1試合 CIMA VS GIL
ENDRUN ステージ

CIMA
「勝手に背負った気になるな
変なプレッシャーなんて背負い投げだ」
「GIL(ギル)より釣りたいブラックバス
キングのステージにフラグを刺す
それがキングオブステージ
俺の名前ここらで提示」

GIL
「お前は期待やプレッシャーを
どこかに投げちまうのか
俺はそいつをどんなに重くなっても
背負い続けて足跡を残すのさ
スポットライトの真下
お前との影がリンクして火花が散っているぜ」

GIL
「俺は福島から この口から
吐いた言葉 期待をひっくるめて
文化になるのさ」

CIMA
「期待をなにに変えるかだ
ネガティブを燃やして期待(気体)に変えるのさ
俺たちは見境なく
GILを●して●体になるのさ」

判定
客 GIL
漢 GIL
M GIL
崇 GIL
E GIL
F GIL
Z CIMA
勝者 GIL


CIMAが勝ってもおかしくないくらいの
熱量とアンサーとライムだった。
(応援してた分贔屓目に見ちゃうけど)
ただ会場の観客を掴んだのGILだった。
ビートがオシャレだったので
声量やパフォーマンスの熱量より
内容の熱量が重視された印象で
そうなると内容の熱量はGILが勝った。

(試合後のGILの笑顔が良い。絶対いい人)
会場つかんでる感あるからGIL獲るかも




第2試合 ミメイ VS 9for
DJ KOPERO ステージ


KOKで二人が戦うのちょっとアツい
ゴギガガガギゴが懐かしい

9for
「フロウがねぇな 何年経ってもフロウがねぇな」

ミメイ
「俺相手にライムじゃ勝てないからって
フロウがねぇなって都合がええな」
「今なら本気で言えるよ
俺がいねぇとシーン面白くねぇだろ」

9for
「お前がいないシーン  
でも俺がシーン変えてやるよ」
「お前がバトルに勝つためのライムで
俺は生活から滲み出てるライム」

ミメイ
「フロウがねぇ関係ねぇ
俺とお前は何十年も
続けられるスタイルウォーズだろ」

9for
「クラブじゃお前の名前も楽曲も聞かねぇ
はいばいばい
お茶の子さいさい ブンバイバイ

判定
客 9for
漢 9for
M 9for
崇 ミメイ
E 9for
F 9for
Z 9for
勝者 9for

関係性のある二人のバトルなので
そのあたりの内容がメインだった。
9forにフロウが無いと言われてはいたが
難しそうなビートにミメイも
上手くハメて攻めたが
最後の方は若干失速気味。
それに対して9forは
フロウにライムにパフォーマンスに
様々な攻め手方で観客を
最後まで飽きさせなかった。

改めて見返すと
御涙頂戴ディスった上で現場で頑張っている件や
楽曲のことは言わないであげるって
言っておきながら
「クラブじゃお前の名前も楽曲も聞かねぇ」
のディスなど
だいぶ矛盾してたけど勢いとパンチラインで
気にさせない強さがあった。



第3試合 T-TANGG VS SIMON JAP
Gerardparman ステージ

SIMON JAP
「あれあれ 鎌倉の観光地あげるって
この現場が上がってないね」

T-TANGG
「いまだに不良ごっこしてるやばい先輩
俺のマイクの射程圏内」

SIMON JAP
「T-TANGG 楽勝 大したことない
俺より HIPHOP 愛したことない」

判定
客 SIMON JAP
漢 SIMON JAP
M SIMON JAP
崇 SIMON JAP
E SIMON JAP
F SIMON JAP
Z SIMON JAP
勝者 SIMON JAP

T-TANGGがちょっと攻めあぐねてた。
なんとか攻めた
「不良ごっこしてるやばい先輩」からのライムも
アンサーのSIMON JAPの威圧が凄すぎて
むしろそれまで怒鳴ってなかった
SIMON JAPの凄みが見れて
勝敗がSIMON JAPに決まった感があった。




第4試合 S-kaine VS 輪入道
Noah ステージ

S-kaine
「俺の音楽はノアの方舟
お前を地獄へ送るだけさ」

S-kaine
「お前は音楽欠けてる(多分)
俺は仲間と人生賭けてる」
「今日は俺『金』しか狙ってねえから」
(ここでキャップを取って金髪を見せる)

輪入道
「お前みたいに別に金に染めなくても
自然と自分のところに持って帰ってくるゴールド」
「結局最後 俺がお前の首絞めてホールド」

S-kaine
「残念だったな輪入道 お前こそホールド
まるで洗剤 選択(洗濯)を誤ったなボールド」

輪入道
「ボールドじゃねえ 最後まで恐怖を教えるぜ
様子がおかしくなってる
6人も揃えてそんなもんか
碌でもねえな 一人でこんかい」

判定
客 輪入道
漢 延長
M S-kaine
崇 S-kaine
E 輪入道
F 延長
Z 輪入道
延長

途中までS-kaineのムードだったが
ほんとラストワンバースで輪入道が捲った。
YouTube公開されてるからぜひ見てほしい。
観客はどうしても最後の印象が強いので
輪入道が最後一発で持っていった。
しかし審査員は4小節それぞれで
ポイントで審査するため
(今年から違ったっぽいけど)
どうしても尻上がりの輪入道と比べて
初っ端からカマシまくった
S-kaineも点数を稼いで
延長に持っていったと思う。

延長はMatildA ビート


S-kaine
「俺は自分の音を提示
仲間とおどるキングオブステージ
自分を提示したライム
誰にも音楽は止められない」

「今日の王冠を持つ宿命だ
十分なほどに炎を燃やした
お疲れ輪入 ここで終わりたな」

判定
客 S-kaine
漢 S-kaine
M S-kaine
崇 S-kaine
E S-kaine
F S-kaine
Z S-kaine
勝者 S-kaine

まじでベストバウト。。。
パンチライン多すぎてよーわからん。
この延長を経てこの大会の主人公は
S-kaineだなと思えた。
(最初はGILと思って次は9forと思って
今はS-kaineと思ってる笑)
輪入道の汗びっしょりで
かましてる姿も熱かった。
最後の方は少しS-kaineへの流れを
認めてるようにも見え、
S-kaineのバース中のS-kaineを見る目が
子を見守る親のように見えた。





KOKという大会の印象として
その日の主人公が決まっていき
それの対抗馬としてヒールが立ち上がり
決勝でぶつかる印象がある。
(他の大会もそんなもんかもしれないが、)
過去で言うならば
mol53 VS ガドロやmol53 VS だーひー、mol53 VS 裂固など
(改めてるとヒール側全部mol53かもしれないw)

KOK2022 X:@official_kok

今回はまじで最後まで誰かわからなかった。
少しずつ会場をロックした二人が決まっていく。
ベスト4では
主人公側がGIL、S-kaineで
ヒール側が9for、SIMON JAPだろう。
(9forに関しては主人公かもしれない)
まじでどの組み合わせで決勝いってもアツい展開


SEMI FINAL

第1試合 9for VS GIL
TOKYO BEAT SOCIETY ステージ

9for
「お前のフローとかも聞いてみたいな
ここまできたら言ってることとかじゃねえ
カッケェやつが勝ち上がるだけ」

GIL
「カッケェやつを証明するため
俺は言葉に込めてる自分と内容
見つめるのはあくまでザイオン」

9for
「おい老害 お前は生きた化石だろ」

GIL
「おいここKOKだぞ 
イベントみたいなチャチな表現すんなよ
この場所 一辺倒な言葉で致命傷」

9for
「こいつがフェイクだってわかったぜ
KOKだからイベントじゃねぇ
どんなイベントも大事にしてる
気持ちのかけ方コイツとちげえ」
「惰性でやってるステージ消化
だったら代わりましょうか」

判定
客 9for
漢 9for
M 9for
崇 9for
E 9for
F 9for
Z 9for
勝者 9for

これもベストバウト
結果ほど差は無い。
審査員の人数が増えた分
少しでもどっちかに振れたら
判定をしやすくなった結果だと思う。
内容だけだと同じか若干GILだと感じたが
ビートアプローチで差が出たと思う。
先攻の9forは最初からフロウかまして
それに対してGILはやはり内容重視で攻めたが
9forもしっかり内容のあるアンサーで返していた。

崩れるGILを見ると
どれだけ本気で獲りにきてたかわかる。。
「夢を叶えるために来たんすけど
また夢ができちまうとは思わんかったっす」

まじでカッコイイです。

これで決勝1人目が決まった。





第2試合 S-kaine VS SIMON JAP
FEZ BEATZ ステージ

SIMON JAP
「お前を止めてやる お前なんて速攻超えてやる
この会場 俺の色に染めてやる
俺はお前より熱く燃えてやる」

S-kaine
「俺は仲間とステージに立ちてぇんだ」

SIMON JAP
(S-kaineセコンドに対して)
「お前らもマイク持ってよ 
思いっきりフリースタイル
かましてみろよ馬鹿野郎
あ、ダンサーだったみたいです〜」

S-kaine
「残念サイモン 罠にかかった
俺のグルーブが負けねぇままだ」
(踊り出すセコンドたちw)

SIMON JAP
「HIPHOPは50周年を迎えた
だが俺たちの信念はなんも変わってねぇんだよ
MCバトルが流行ったとしても
俺たちはやっぱ音源第一でカマシてぇんだよ」

S-kaine
「決勝まで登る階段
王座まで俺のマイクあと1本」

判定
客 延長
漢 S-kaine
M S-kaine
崇 S-kaine
E SIMON JAP
F S-kaine
Z 延長
勝者 9for

ダンサー踊り出すし色々とすごい試合だったw
SIMON JAPのお前らもマイク握れのバースは
セコンドがラッパーだったら
バチバチに決まっていそうだが
ダンサーだったため「あ、ダンサーでした〜」と
ユニークに方向転換したこの切り替えは見事。
S-kaineももちろん強かったが
SIMON JAPほどパンチラインが
多くなかったと感じた。
それでも観客の判定を延長まで持っていったのは
輪入道戦からの主人公補正はあったと思う。

X:@official_kok




FINAL

9for VS S-kaine
LIBRO ステージ

くっそビートかっこいい。
YouTubeリンクは最後に。。。

X:@official_kok

先攻取る9for
(全部先攻か)

9for
「チャンピオンにもなってねぇ男が
ここまで来るなんてあぶねーな
全部をひっくり返す革命家」

9for
「見てみりゃ全員(セコンド)雑魚ばっか
決勝こいつがまじマザ●ァッカー」

S-kaine
「俺は沖縄の血が宿るから
まるで魔法Awich」

9for
「決勝にまできて沖縄がどうとかうるせぇ
話になんねー無我夢中
Awich逆に聞くがWHO ARE U」

S-kaine
「王者じゃねーぞ お前誰?」

S-kaine
「お前は神でも頼っとけ
俺は仲間と俺を頼る
だから王の中の王を名乗る」

判定
客 9for
漢 S-kaine
M S-kaine
崇 S-kaine
E 9for
F 延長
Z 9for
延長

先攻から観客あげる9forに対して
傾いた観客をどうにか
こちら側に持ってきたいS-kaineの構図
当たり前だが後攻の宿命として
先攻より盛り上げなくてはならない。
先攻がぶち上げるほど
後攻はかなりプレッシャーだろう。
どうにか自分に持ってきたい必死さが
S-kaineから伝わる。
ただ9forの会場ロックは外れない。。。

延長ビート
LIBROビート
(mol53が昨年ゲットして曲にしたやつ)


S-kaine
「このビートでゴミ君がついた
まるでセコンドにいるみたいだ
9の次には俺のNo.1
10カウントでノックアウトだな」

9for
「ここまできて 俺の名前をいじって
またバースで人の名前を出して
決勝でやる俺がそんなに怖いかよ」

S-kaine
「いつから名前がダサくなった
仲間を背負って握るマイクだ」

9for
「こいつのウリはブラックなHIPHOP
なのに決勝じゃ綺麗事
おかしな状態 ここまできて御涙頂戴」
「話がやっぱり仲間家族
一人で勝ち抜くMCバトル」

S-kaine
「本気だから涙なんて流さねえ
今日は勝つだけ 俺の体液 汗を流すだけだぜ」

9for
「俺にとって今日は言わせるならhave a nice day
残念無念また来年」

判定
客 9for
漢 S-kaine
M S-kaine
崇 9for
E 9for
F S-kaine
Z 9for
優勝 9for

延長もまじでベストバウト。
両者とも出せる全てを出し切った。
もしかするとこの
「全てを出し切った」の差は出たかも。
S-kaine→仲間を連れて全てを出し切った
9for→一人で声を枯らして全てを出し切った
それぞれのやれる全てを出した結果、
会場は9forについた。

9forのヒール感を体現したようなバースは
会場をかなり盛り上げたと思う。
特に最後の残念無念また来年の残酷さ。
S-kaineの本気度が伝わるからこそ
こちらまで辛くなるほどの
痛烈な最後のパンチラインだった。

ただやはり最後まで一人でステージに立ち、
声を枯らして戦う姿は
バトルスタイルはヒール側でありながらも
間違いなく主人公でもあった。

X:@official_kok





めっちゃ良い大会だった!!!

今回ワンチャン現地行けるか!?
となったが仕事の都合で行けず、
今回はPPVで視聴したがとても良い大会だった。
やはり他のMCバトルとは一味違う。
来年こそは観に行けたらいいなー

どうしても熱が冷めないので
文章にしてみました。笑
書き足りないことばかりですが
もう書くのしんどくなってきたので
いつかラジオとかで話せたらいいなとか思ってます。

ほんと良いものが観れました。
ありがとうございました!
みなさまお疲れ様でした!

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