見出し画像

上谷沙弥のヒールターンは女子プロレスを変えるか

プロレス格闘技業界のあらゆる情報に精通する事情通Zのコーナー。今回のテーマは「飯伏幸太DDT復帰」「WWE日本公演」「ジュリアWWE」「上谷沙弥とH.A.T.E.」「昭和なスターダム」です!


――事情通Zさん! ちょっと前の話になっちゃいますが、DDTの両国国技館(7月21日)はどうだったんですか?

Z なかなか盛り上がったよ。7月はWWE、ノア、マリーゴールドとビッグマッチが続いていたけど、客入りも合格点。枡席は1人1席というわけではなく、2~3人で1席かな。おおむね8割くらいは埋まってる感じだった。

――正直開催前はそこまで話題性があったわけじゃないけど……。

Z 今回のゲストはエル・デスペラード選手、ゼロワンの田中将斗選手ぐらい。アジャ(コング)選手とか恒例のゲストに、サプライズとして飯伏幸太選手が登場したけど、対外的な話題に頼ることもなくDDTの自力で勝負した感じだね。

――前もって飯伏幸太登場を匂わせれば集客に繋がったけど、そこはサプライズのほうを選んだと。

Z あと今大会を最後に高木大社長(現サイバーファイト副社長)が無期限休業。

――そうだ、飯伏幸太との再会ドラマで忘れていた!

Z 無期限休業する理由は赤字続きのサイバーファイトを立て直すために、社長として経営に専念するということだったんですよ。でも、社長が交代しちゃったからね。

――即復帰してもおかしくない(笑)。

Z すごくありえると思うよ(笑)。高木大社長は54歳という年齢だからフル稼働はできない。いい休養になるんじゃないかな。

――都電プロレスから吹き上がった政界再進出疑惑の対してメッセージを送ると踏んでいたんですけど、何もなし。

Z 政界再進出疑惑を焚いていたのはDropkickだけだろ!(笑)。

――DropkickのYouTube配信のコメント欄で高木大社長がわざわざ否定コメントをするという(笑)。都電プロレスの一部批評がどうかと思う内容だったからあえて茶化していたんですよ。だって今頃「高木三四郎はかつて出馬していた!」「野心がある!」とかプロレス界隈の人たちが言い出すのはおかしいですし、「猪木さんなら……」なんて比較するのもビックリで。だって猪木さんが過去の都知事選で何をやったのか。そのへんは内田裕也主演映画の怪作「魚からダイオキシン!!」も含めて最高なんですけど、正義の剣として猪木さんを持ち出すのは違うんじゃないかなと。ちなみに「魚からダイオキシン!!」はU-NEXTで見れます!

「飯伏幸太DDT復帰」「WWE日本公演」「ジュリアWWE」「上谷沙弥とH.A.T.E.」「昭和なスターダム」……続きはこのあとへ

【過去記事まるごとセット/2024年8月】
久保優太、エル・リンダマン、大塚隆史、川尻達也vs鈴木芳彦、笹原圭一、水垣偉弥、内藤由良、長井満也、シュウ・ヒラタほか。コラムもたっぷり読めて800円!

過去記事まるごとセット/2024年8月

ここから先は

4,946字
この記事のみ ¥ 200

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?