ガソリン代

移動手段がすっかり自家用車になって5年ほど経つ。

最初の頃は苦手意識のあった運転も、教習所で習った事(時速は臨機応変に）とgoogle mapに従いさえすれば問題なくどこにでも行けるし、公共交通機関で他者と一緒の空間で移動するよりも格段に快適だ。

しかし、最近はガソリン価格が高騰しているとメディアが言っている。

適正なガソリン価格の基準がまだ無い私が感覚的にガソリン代が高いと感じるとき、いいところ直近三ヶ月くらいを比較し、そう思っているため、メディアにもっと長いスパンのガソリン価格データが現れたとき、いかにそれが値上がっているかを知る事となるのだが、スタンドのレギュラー170円という見慣れない数字はこの限りではなない。

それにしてもハイオクを入れてる人にとって今日のレギュラー価格はこれまで普通に支払ってきたガソリン代だと思うと、改めてフィアットやプジョーに乗ってる普通のおばさんの心意気は素晴らしい。

庶民の私は普通の国産車にレギュラーを入れるわけだが、ガソリン価格の限界値を定めなければならないのかもしれない。ガソリンスタンドのその価格を見て、「無理だ、やめよう」と諦める価格である。単純に月のガソリン代が２倍になったと考えると相当厳しい。上限は300円にしておこう。

「リッター300円の時、道がすごい空いてた」

タイムトラベラーがこう言ったら、私はそいつを信じるだろう。