執筆講座用のメモ書き
★ログライン
僕のバイブルでもある『SAVE THE CATの法則』は、弟子たちには買って渡したり自分のを渡したりするほどなのですが。
そこに書いてある『ログライン』というものこそ、やっぱり一番大事だと思っています。
『ログラインとは?』
簡単に言うと一行、二行ちょっとくらいの一文で「その作品の面白さ」を表現できるもの。
キャッチコピーとは違って、どちらかと言えば友達に「この作品どんなの?」と聞かれた時に「こんなヤツ」と答える。そういう類のものです。
これがまた難しい! ですが、これができているものと、できていないものでは作品性に物凄い差が生まれるのも事実。なので早速、弟子たちに作らせているのですが、これまた得意不得意が明確に出るものでした。
ちなみに僕の場合、この「ログライン」が面白そうだったり、何かやりたいことが明確でなかった場合、残念ながら中身すら読まずにログラインばっかり要求しております(たとえ作品が完成していたとしても!)。
「この話は何が面白いの?」「この作品で何を狙ってるの?」みたいなものができていないと、まず最初の読者の心すら掴めない。中身を見て貰うことすらできない、というのを最初のうちから教えたいからなのですが、最近は厳し過ぎるかなあ、とちょっぴり思っております。
昨今の「Twitter漫画」で「○○が××する話」というのが上手くいっている、アレがログラインだと思います。
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