【同人】ウワサのキリコさん・あとがき
■サイトウケンジのあとがき
(執筆箇所:番外編以外全部)
この度はあとがきに目を通してくださり、誠にありがとうございます。
今回の作品の制作方法として、まずTRPGのシナリオを作成していただき、それをプレイヤー二人が解決するという方式のものをベースとしました。この方法で作成した本作が面白い、続きが見たい、早くちょうだい、などとなりましたらば、この方式でガンガンものを作っていこうと思います。
また、元ネタは『嘘みたいに上手くいくクトゥルフ神話TRPG』ですが、こちらは全く別の可能性であるパラレルワールドが舞台となっています。ルールこそクトゥルフTRPGですが、この舞台設定ではクトゥルフ神話の神々や眷属たちなどは出ない(予定)です。
それでは、読んでいただき誠にありがとうございました!
まだの方はゆっくり読んでみてくださいませ。
■根津ちはるさん担当のあとがき
(執筆箇所:番外編『ちはるさんのキリコさん』)
はじめましてー。キリコちゃんのお隣さんで、従姉であるところの高校三年生(当時)根津ちはるです。今回、お誘いを受けまして『ウワサのキリコさん』に番外編を書かせていただけることになりましたー。ありがとうございますー。
もしかしたらもうどこかに書いてあるのかもしれませんが、今回の番外編、というか、この小説の全部、普通の小説の作り方じゃなくて、かなり特別な方法で作られています。
まずTRPGのシナリオがあって、実際に遊んだ音声を書き起こし、さらにそれを小説として整えるという作り方です。すごく手間もかかるし、珍しい作り方なんですけど、でもこのやり方の面白いところは、ひとりの頭の中だけで考えた内容じゃなく、キャラクターとしてのリアルな動きがそのまま反映されるところなんです。
実際にキャラクターとしてゲーム中に喋った内容がそのまま台詞化されているところもたくさんありますし、マップなんかも実際にゲームで使用されたものです。ゲームみたい、なんてセリフが番外編(水族館)の中にありましたけど、最初は本当にゲームだったんですね! ストーリーは省略されたりしているところもありますが、キャラクターの動きはだいたいゲーム中にやったそのままです。
番外編の話に限っただけでも、水たまりで転んだり(ファンブルしたり!)、なにが起きているのか検証したり、ラストバトルの伏線に気づいてコンビプレイしたりとか、それもこれも本当に参加したプレイヤーが遊んだ記録なんですよ。楽しかったなぁ。
あ、そうそう。もしかしたらまだ知らない人もいるかもしれないので宣伝しておくと、キリコちゃんやわたしの活躍は『嘘みたいに上手くいくクトゥルフ神話TRPG』というプレイ動画などでもネット上に公開されています。高校を卒業して大人になったわたしたちが巻き込まれた不可思議な事件。そちらも続けて追いかけていただけると嬉しいです。あー……そちらの話も知っている人は、ご存知だと思いますけど、根津ちはるの進路は、大学に落ちて心理学の専門学校を卒業、心理カウンセラーの卵というところに落ち着いています。無謀な受験に挑んでいる頃のわたしの活躍は、この本でしか見られないものですので、動画から来た方はこの本でそのあたりも楽しんでいただければ。はい。
ではそろそろこのあたりで締めさせていただこうと思います。
楽しんでください。ありがとうございました。
■泉川瀧人さんのあとがき
(本作事件の元ネタ、実際のKP(ゲームマスター的なもの))
恐らくたぶん、はじめまして。
泉川瀧人と申します。
動画「うそうま卓」シリーズをご存知の方には、マイケル・J・タナカと名乗った方がおなじみかもしれません。
今回、ケンジさんからの呼びかけでTRPGをプレイして、そこから小説を作るという手法のTRPG部分のお手伝いをさせていただきました。
手法については他の方からご説明いただいているので省きますが、楽しく遊んでいるうちに複数人のアイデアが詰まった物語ができるとか、なんてスバラシイ企画なんだと思い、実際に楽しいものとなりました。
文章についてはケンジさんが書いているので面白いのは保証しますが、こんなに楽しんで作ったものなので読んでくださった皆さんにもその楽しさが伝われば幸せだなーって思いながら、あとがきを書いています。
それではまたどこかでお会いしましょう。
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