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SusHi Tech Tokyo 2024を終えて

今年の5月に開催されたSusHi Tech Tokyo 2024 GSPでは、学生運営メンバーITAMAEとして企画運営に携わりました。
SusHi Tech Tokyoは東京都が主催するグローバルスタートアップイベントで、世界各国から4万人が参加する大規模カンファレンスです。
昨年2月末に開催されたCity-Tech.Tokyoからリネームし、規模も大きくなった今年のSusHi Tech Tokyoでは学生の活躍もテーマとされ、20人弱の学生運営メンバー"ITAMAE"が選ばれました。
昨年City-Tech.Tokyoに学生ボランティアスタッフとして参加し、その後のIVSを経てVCにジョイン、VC退職後は起業の裾野を広げる活動をしている僕はぜひこの取り組みに関わりたいと思い、ITAMAEとして参画しました。

ITAMAEメンバーで表敬訪問

STT2024では何をしていたのか

ITAMAEは以下の3つの企画を担当しました。
・学生エリア"Student Pavilion"の企画/運営
・サイドイベント"WASABI"の企画/運営
・セッションの企画

そして、僕はこの中のStudent Pavilionの統括を務めました。

STTに関わった学生はこんなにたくさんいるんです!

Student Pavilionとは

Student Pavilionは「起業をキャリアの選択肢に!」をテーマに
・学生向けセッション
・ワークショップ
・出世魚ピッチ
・学生団体のブース出展
の4つのコンテンツで構成される、学生による学生向けのエリアです。
このテーマは僕が「起業の裾野を広げたい!」と活動する上で自分の中でテーマとしていることでもあり、あくまでも起業しろ!ではなく、キャリアにおいて起業という選択肢もあるよ、ということを伝えたいなと思って活動しています。(ちなみにこのテーマは僕が考えたようになってますが、実は僕が出れなかったチームMTGで決まってました笑)

Student Pavilionの運営メンバー

学生向けセッションと出世魚ピッチは、参加する学生に「起業ってかっこいい!」「起業もありかも!」と思ってもらうことを目的として設計しており、
学生向けセッションは「起業とは?」というような入り口から、実際に起業する上での悩みなどを解決する内容で以下5つのセッションを行いました。

・起業家への道をここからはじめよう
・起業家として生き抜くためのメンタルヘルス戦略
・夢を起業で叶える
・「社長」ではない立場からスタートアップを作る​
・Day0からグローバル

出世魚ピッチはSTT2024の2日間で事業ブラッシュアップをし、2日目にピッチをしよう、という企画で、IVSのSandboxをインスパイアしたものでした。多くのVC・支援業者の方にメンターとして壁打ちに参加していただき、エンジェル投資家高野氏、スタートアップスタジオ協会代表理事佐々木氏、ANOBAKA槙原氏に審査員を務めていただきました。(ピッチ優勝者はTiB PITCHにも参加したようでTIBにブース出展しているのを先日発見しました)

セッションがいわゆる「インプット」であるのに対し、アウトプットの機会としてワークショップを企画し、NPO法人FOSと東京大学の天宮教授にご協力いただき、実施しました。
学生団体ブースでは、これまでのインプットとアウトプットで自己認識を深めてもらった後のネクストアクションとしての選択肢を提供すべく、ビジネス、グローバル、テックなどの分野で活躍する学生団体にブースを出していてだきました。僕の出身団体であるBusiness Contest KING 実行委員会とTEDxUTokyo実行委員会もStudent Partnerとして出展していました。

出世魚ピッチの審査員紹介

ITAMAEとして活動した感想

とても色々な感情があります。ぶっちゃけ、成長できたかというと、これまでの様々な活動の中では相対的には成長幅は狭かったかなと感じています。
その理由は主に2つあり、仕事として関わる上で割けるキャパの制限と、ITAMAEとして関われる範囲の制限でした。といっても、正直これは僕の問題かなと思っていて、いわゆる学生として関わる以上はどちらも上限だったと思っています。コミットできる時間が少ない中で、自分の持つリソースとスキルを最大限活用して、限られたキャパの中で最大限の貢献をすることを学ぶとともに、チームビルディングの難しさを実感しました。
Student Pavilionのコンテンツの中では、起業を志す学生への解像度や、起業を志すまでの学生の心情に対する解像度などが高まり、そもそもこのように複数のコンテンツを組み合わせて1つのコンテンツを作り上げることも初めてだったため、新たな経験をすることができました。

都庁を訪問し、小池都知事と宮坂副知事に取り組みの実施について報告

今後について

ITAMAEという枠組み自体にはまだまだ改善の余地があり、SusHi Tech Tokyoという素晴らしく、そして大きな取り組みの中で、まだまだ成長性を秘めていると思います。ITAMAEとしての活動を経験した者として、また、東京都の起業の裾野を広げる取り組みに関わる者として、ITAMAEの発展に関わっていきたいです。

ということを伝えてきました。ちなみにジャケットはおニューです。

最後に

Student Pavilionのコンテンツに関わってくださった全ての方々、ありがとうございました。セッション登壇者、ワークショップ協力者、ブース出展者、出世魚ピッチのメンターと審査員、当日来てくれたみんな、そして拡散協力してくださった多くの方、全員のおかげで、この大きなプロジェクトを終えることができました。
今後も「起業をキャリアの選択肢に!」をテーマに起業の裾野を広げるために尽力していきますので、暖かく見守り、時にはお力をお貸しください。

そしてここまで長くなりましたが、最後にいいね押していただけると励みになります。

ちなみにStudent Pavilionのデザインコンセプトは僕が考えました。
広い会場の中で目を惹き、パッと見て学生向け、とわかるように
小学校の教室をイメージした黒板、机椅子、教壇、教卓を設置しつつ
スタートアップが作り出す未来感あるデザインに。

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