NuPhy Air75 V2とVIA
NuPhy Air75 V2を購入してしまいました。とても良いのですが、VIAでキーマップを変更しようと思ってもできません。
今回は、そんなお話です。
レビュー?
先日、フリマでNuPhy Air75 V2(以下Air75 V2)を手に入れました。
Keychron K3 MAX(以下 K3 MAX)もフリマだったので、残るBIG3のLofree Flow 84(以下Flow)もフリマで探してみましょうか……
閑話休題。
購入したAir75 V2のキースイッチは、NuPhyオリジナルのWisteria(55gf)で、NuPhyとGateronによって共同開発されたタクタイル系のキースイッチです。
他にもリニア系のAloe(37gf)、Cowberry(45gf)、Daisy(48gf)、タクタイル系のMoss(60gf)があり、名前の通りフワラーシリーズと謳われています。(フワラーシリーズのキースイッチにはクリッキー系がありません。Impatiensなんて名前はどうですか?)
Gateronのロープロファイルキースイッチとの違いは、フワラーシリーズは最初からルブ済みなので通常のキースイッチよりもスムーズ感があるように感じます。
使用感は、既に多くの皆さんがレビューしている通りなので、私から特に目新しい感想はないのですが、1つだけ。
猫のキーがカワイイ!
猫好きにはたまりません。
VIAが上手くいかない
さて、Air75 V2の右上にはデフォルトでinsキーがついていますが、これまで使ったことがありませんし、M3 MacBook Airのキーボードにはそもそもinsキーがありません。そのため、VIAでキーマップが変更できるようなので、上の写真のように猫キーと入れ替えて、配置も変えてしまおうと思いました。
ところが、手順通りにVIAで変更しようとしても、キャラクターがゆらゆらしているだけで、キーマップの変更画面が表示されません。
何か操作を間違ったのかと思い、最初からやり直してみたり、Air75 V2のjsonファイルを再度ダウンロードしたり、ケーブル接続をやり直してもダメでした。
その後、フリマの出品者に問い合わせてしてみましたが、残念ながら詳しくないようでした。嬉しかったのは、購入後に面倒な質問をしたにも関わらず、とても丁寧な回答をいただけたことです。良い人から購入できたのは良かったのですが、VIAについてはお手上げです……
VIAについて販売代理店に問い合わせる
もう自力ではなんともできないと思い諦めかけましたが、藁にもすがる思いで、販売代理店に問い合わせてみました。
すると流石は、販売代理店です。2回のメールのやり取りで原因を突き止め、解決策を教えてくれました。
今回のケースではファームウェアが古く、更新したら解決するかもしれないとのこと。メールに最新のファームウェア(Air75 V2 Version 2.0.3)を添付してくれて、以下のような更新手順を教えてくれました。
ただ、この手順では、どうやってインストールするのか、いまいちわからなかったので、ネットで調べて、以下のようなサイトを参考にしました。
ようやくVIAで変更
ファームウェアを最新のバージョンに更新してからVIAを開いてみると、ようやくゆらゆらキャラクターがいなくなり、ちゃんとAir75 V2のキーマップが表示されました。これでキーマップを変更できます。
色々と騒いだ割には、それほど大きく変更をするわけではなく、insキーと猫キーを入れ替え、猫キーとDELキーの位置を変更しただけです。猫キーには、Macのスリープ機能を割り当てました。
まさか、メカニカルキーボード初心者の私が、キーボードのファームウェアを更新する羽目になるとは……良い勉強になりました。
もし同じような状況でお困りの人がいれば、参考にして欲しいと思いますが、必ず、販売代理店やメーカーに問い合わせして、手順等を教えてもらってから、自己責任で行なってください。
キーボードのファームウェアの更新に失敗すると、最悪、キーボードが使えなくなるかもしれません。
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