![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/166983634/rectangle_large_type_2_c97273dd838713de735c033342532740.png?width=1200)
Keychron K3バージョン3を他のK3系統のシリーズと比較
先日、Keychron Japanでセールがやっていたので見てみると、なんとKeychron K3のバージョン3が販売されていました! 欲しいと思ったのですが、既にK3もK3 MAXも持っているので思い止まりました。その代わりと言っては何ですが、他のK3系統のシリーズと比較してみました。
今回は、そんなお話しです。(画像:keychron Japanより引用)
Keychron K3 バージョン3とは?
Keychron K3 バージョン3(以下K3 V3)は、Keychron K3 バージョン2(以下K3 V2)の後継機です。K3 V2と大きく異なる点は、以下の通りです。
QMKに対応している。
吸音フォームで静音対策が施されている。
Keychronロープロファイル2.0メカニカルスイッチを採用している。
Bluetooth5.2にバージョンアップしている。
バッテリー容量が2000mAhに増えている。
K3 V3と比べると、K3 MAXは2.4 GHz無線LAN接続ができるのでまだ上位機種と言えますが、K3 Proはほとんど差がないのでその存在が脅かされそうです。ただ、K3 MAXもK3 ProもBluetooth規格とバッテリー容量は、K3 V3の方が上です。
K3 V3の価格は、K3 V2よりも500〜2,000円程度高いのですが、ホットスワップ対応のK3 MAXより4,300円程度、K3 Proより3,600円程度安くなっています。
K3 V3の発売日は2024年10月29日となっており、Keychron Japan公式サイトでは販売しているのですが、国内の販売代理店であるSUPER KOPEKではまだ販売されていません。
また、発売開始からまだ2か月程度しか立っていないこともあり、海外YouTuberしか紹介していませんでした。
他のK3系統のシリーズとK3 V3を比較
K3 V2、K3 Pro、K3 MAX、K3 V3を、Keychron Japan公式サイトとSUPER KOPEKを参考に一覧表にしてみました。
以前に同様の表を作成していますが、新たに調べ直して更新しました。
個人的に優れていると思う主な箇所を赤字にしています。
![](https://assets.st-note.com/img/1735008793-5ND0ygCH8rkMPcbFS129IEl4.png?width=1200)
キースイッチ
Gateronロープロファイル2.0メカニカルスイッチもルブ済みで良いスイッチだと思いますが、K3 V3のKeychronのオリジナルスイッチの方がなんか良さそうなので赤字にしました(笑)
キーキャップ
以前に「キーキャップ奮戦記」で書いた通り、ABSキーキャップは汚れが目立って気になるので、K3 ProとK3 MAXのダブルショットPBTを赤字にしました。
スタビライザー
ロープロファイルに対応したキーキャップが少なく、K3 V2の三角配列のスタビライザーではさらに選択肢が減ります。
そのため、K3 Pro、K3 MAX、K3 V3の水平配列を赤字にしました。水平配列だと市販のロープロファイルキーキャップが使えます。
静音対策
静音対策はK3 MAX(2種)よりもK3 V3の方が多く(4種)となっており、対策が強化されているようです。とはいえ、私はクリッキーな青軸が好きなので、静音対策はあまり関係ないかもしれません(笑)
ここでは、K3 MAXとK3 V3で独自に採用されている静音対策を赤字にしました。
接続
無線接続で違いがあります。K3 MAXは、2.4 GHz無線LANが使えるのでスムーズに入力できます。
K3 V3は、Bluetooth5.2にバージョンが上がっているので、より接続の安定性が上がっているようです。5.1との大きな違いを調べると「LE Audio規格に対応」と出てくるので、そのうちスマートスピーカーのようなキーボードが出てくるかもしれませんね。
ここでは、K3 MAXとK3 V3で独自に採用されている接続を赤字にしました。
バッテリー
K3 V2、K3 Pro、K3 MAXと比べて、K3 V3のバッテリー容量は約450mAh増えています。その増加分が無線動作時間にも反映されており、より長時間使えるようになったので、K3 V3のバッテリーを赤字にしました。
なお、静音対策については、以下の通り気になる記事を見つけました。さて、本当のところはどうなんでしょう?
一番静かなのはK3 V3?
作成した上記の比較表では一番静穏対策が施されているのはK3 V3です。
ところが、グリーンキーズで気になる記事を見つけました。2024年11月1日の「Keychron K3 Version.3」という記事です。そこに掲載されていた以下の比較表では、K3 MAXよりもK3 V3の方が少なくなっていました。
![](https://assets.st-note.com/img/1735007511-5YCfndXGZmNyQ7JB3DkLzjqS.png?width=1200)
そのため、Keychron Japan公式サイトとSUPER KOPEKに問い合わせをして回答待ちです。回答が来ましたら、静穏化対策について書きたいと思います。