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Difyの使い方。直感的にAIツールを作成できる話題のプラットフォームDifyを使ってChatBotを一瞬で作ってみた

今、話題のAI開発プラットフォーム「Dify」とは?気になっている人もお多い話題のDifyを使ってみたので、初歩的なDifyの使い方・始め方を語ってみますね😊
非エンジニアでも手軽に開発を行えるツールです。プログラミングの壁を誰もがAIの力を活用して超えてきてしまう世界がまた実現に近づいた事を実感する最新ツールです✌️


Difyとは

Dify(Dify.ai)ってなに❓
Difyは、LLMアプリ開発プラットフォームです。(LLM:Large Language Models、大規模言語モデル)
AI開発をしたい人のためのツールで、誰でも簡単に高度なAIアプリケーションを作ることができるオープンソースの開発プラットフォーム。それがDifyです✌️
非エンジニアが手軽にコーディング不要(ノーコード)で、高性能なAIアプリケーションを作ることができます❗️
もちろん、AI開発のエンジニアが利用しても全然OKなレベルです。

Difyの使い方・始め方

では、早速Difyを使ってみましょう❗️
Difyの公式サイトにアクセスします。

Difyの使い方

Get Started をクリック

Difyの使い方

GitHub か Googleのアカウントと連携します。
非エンジニアが使えるということなので、Googleアカウントで連携してみました。
連携が完了するとダッシュボードが表示されます✌️
登録は簡単です。これで直ぐにDifyを始めることができます❗️
Difyを使ったアプリ開発は、後述してあります。

Difyの使い方

Difyの主な機能と特徴

DifyはアメリカのLangGenius,Incが2023年5月にリリースを開始したサービスです。
Difyの主な特徴
直感的なUI
 ノーコードアプリのUIになっているのでドラッグ&ドロップで操作が簡単
豊富なモデルが使える
 OpenAI, Anthropic, Azure OpenAU, Llama2, Hugging Face, ReplicateなどのAIモデルに対応
RAGによるナレッジ機能
 RAGパイプラインが搭載されているので、固有のデータソースを活用したチャットボット開発が可能
 ※RAG(Retrieval-Augmented Generation)、通称「ラグ」はLLM(大規模言語モデル)に外部ソースを渡して回答の精度を高める仕組み
カスタムツール・API統合
 Google検索, SlackやDellーE , Stable Diffusionなどの画像生成AIなどの外部サービスと連携が可能
豊富なテンプレートとコンポネート
 よく使われるアプリケーションのテンプレートやコンポーネントが用意されているので、テンプレートを選んでカスタマイズすることでAI開発が行える
・日本語に対応している

Difyを使ったアプリの作り方

まずは、本当に簡単な初歩的なアプリの作り方(使い方)を説明しますね😊

Difyを使ったアプリの作り方

最初から作成 or テンプレートから作成 をクリック
  今回は、最初からを選択

Difyを使ったアプリの作り方

② アプリのタイプを選択
 チャットボットをクリック
③ チャットボットのオーケストレーション方法を選択
 基本をクリック
アプリの名前、説明を入力
作成するをクリック

Difyを使ったアプリの作り方

色々な機能がありますが、省略して、本当にシンプルに進めてきます。
⑥ 手順にプロンプトを入力します。
 変数を使ったりして、複雑なものを記載することも可能です。
 今回は、
 「花の名前を入力したら、花言葉を調べて答えるチャットボット」を作ります。

Difyを使ったアプリの作り方

⑦ 右枠のデバッグとプレビューでテストをします。
 フォームに「ガーベラ」と入力
 花言葉が返されました✌️

Difyを使ったアプリの作り方

作ったアプリを以下の手順で公開していきます
公開するをクリック
 ・アプリを実行する
 ・サイトに埋め込む
 ・APIリファレンスにアクセスの3つから選べます。
アプリ実行をクリック

Difyを使ったアプリの作り方

花言葉を返してくれるChatBotが一瞬で完成しました❗️
すごい❗️
今回は、本当に初歩的な使い方を紹介しました。
DifyはDockerとDocker Composeをインストールしてローカル環境で利用することもできます
使い方次第では、複雑なAIアプリの開発が可能そうですね。
次回は、テンプレートを使って作成する方法や、ワークフローを使った開発の方法もまとめていきます😊

Difyの料金プラン

料金プランは、以下の通り複数の料金プランが用意されています。
無料で利用できるサンドボックスのプランはGPTの利用が200回です
本格的に利用していく場合は、有料プランの加入が必要で、月額と年額の2パターンが用意されています

Difyの料金プラン

まとめ

今回は、Difyの初歩的な使い方で、花言葉を返す単純なChatBOTを作成しました。全国のお花屋さんのスタッフが使うツールとして良いのではないでしょうか。
ChatGPTでもOKですが、毎回 「〇〇の花言葉を教えて」という入力が「ガーベラ」だけで済みます・・・
ノーコードでAI開発が簡単なものから複雑なものまで作成できるDifyですが、商用利用が制限されるケースがあるので以下の点については利用前に確認しておきましょう。
❌ マルチテナントSaaSサービスの提供
 複数の企業や組織が共有して利用するSaaS型のクラウドサービスへの提供は不可

新しいAIツールの登場で、本当にアプリケーションの開発スタイルが変わりつつありますね✌️


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斉藤 智彦(Tomohiko Saitoh)
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