おはよう、泣きながら
朝焼けの輝く街並みを眺めていたあの日から
僕たちはここに集い、共に歩き始めた
とても眩しくて目が眩むそんな朝
でも目を開ければ隣りに君がいた
あの頃、なんでもない朝に
笑いながら、おはようと
言い合える君と出会えてよかった
君の時間と僕の時間
交わって、流れていく
おはよう、ありがとう、
朝の光が差し込む教室で机の上にできる影
隠れた落書きに気づかない君
風が吹いてページをめくるように
僕らの物語も自然と始まった
あの頃、なんでもないように
笑いながら、一緒に
歩いた街は輝きを放っていた
君の光と僕の光
交わって、流れていく
いままでも、いつまでも、
ひとり目が覚めない病室で待ち続けていた
手と手の間の確かなぬくもり
奇跡を願う季節は巡る中で
次の言葉をずっと信じてた
あの時、なんでもないように
目を覚まし、おはようと
笑い合える君と出会えてよかった
おはようと泣きながら
君が笑っていたこと
これはただ眩しいだけ
明る過ぎる嘘でごまかして
あの頃、なにもなくても楽しくて、
おはよう、泣かないで、
君と笑えてよかった
君の心と僕の心
交わって、生きていく
大切に、大切に、