【実践メモ】叱る依存からどのように脱するのか?~村中(2022) 〈叱る依存〉がとまらない 第9章 最終節 「〈叱る依存〉」に悩むあなたへ」からの学び
村中(2022) 〈叱る依存〉がとまらない 第9章の最終節は、叱る依存からどの様に脱するか? についてのヒントが端的に書かれています。 他の章をちょっとスキップして、Howの部分を確認したくなりました。
最近、自分が情緒不安定過ぎて、具体的にどう乗り切っていけばいいかのヒントが欲しく・・・苦笑
本節では、いくつかのアクションや、留意事項がまとめられていました!
概要をまとめると下記のような感じかと。
以前の章でも言われてるのが、叱る側が、様々な問題を抱え、「受け入れがたい現実」(p.82)の状況にあるとき、そこから逃れるために、「叱る」という行為に及びやすくなるということが述べられています。
心身の状況に目を向け、業務の多忙や人間関係等々、ストレスを感じるなら、その状況をかえるべく、調整していく必要があるのでしょうね。
”無理をしない”ということはとても大事な気がします。
自分自身をふと振り返ってみると、最近、”無理して頑張っていたな”と、感じます。自分が無理をして、状況がうまく回っているような気がしても、持続的ではないですし、その綻びは、子どもへの接し方にネガティブに出てしまうなと、実感する場面がありました。
少し時間はかかるかもしれませんが、それぞれが”無理をしない”状況に近づけるように働きかけていく必要がありますね。
関係者間で対話をし、構造的に取り組んでいく必要がありますね。
組織開発ですね!(笑)
後は、よく言われることですが、より短期的には、怒りがの感情が高まってきたら、まずは”トイレで作戦会議”をする!のもいいなと思います。まずは、自分を落ち着かせる状況を作るために、気持ちが昂ってきたら、トイレに行くと決めておく。徹底したい!
対処療法的ではありますが、怒りの感情をうまく扱うための、余白(物理的・時間的スペース)が生まれてくるかと。叱りたくなる行動が目に入る状況だと、どうしても感情はスカレートしていくので。
まずは、
①物理的に距離を置き(トイレに行き)
②深呼吸を3分して、
③自分自身を慈しみ、よく頑張っていると労いながら、
④状況を乗り切るために、問題に浸かり切ってしまっている自分の気持ちを少しでも軽くしてくれる、応援メッセージを自分自身に送る(「遊びながらご飯を食べても、食べなくても大丈夫。日はまた昇る[笑]」とか)
そんなことを、自分の場合はルーティンとして持っておきたいなと思いました!! 4ステップですね!
いや~ 学びが多いというか、現在進行形で自分に必要な知識やスキルが詰まった書籍だなと思います! 当事者性が高いと、自分の吸収力もまた高まりますね(苦笑)