大学院生として迎える何度目かの9月30日
僕はあまりにも長く大学院生をやりすぎたのかもしれない。
これは本人にとっての感想ではなく、ある面では客観的事実であろう。なんせ僕は5年ぐらい前に学部を卒業してから長いこと大学院生をやっている。でも、重要なのは何年やってるかという話だけではない。ときに、大学の学部を卒業した後、大学院生しかやっていないという経験のあり方が効いてくる。
すっかり大学院生が身についてしまった僕にとって夏季休暇とは、講義がない期間であり、それはつまり大学が僕のスケジュールとタスクを決めない期間であり、だから要するに自分のことに専念できる期間である。
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