0の割り算からの理解
「0の割り算」はしてはいけない、存在しないと言われています。
存在しない???
答えはないかもしれないけれど、計算式としては作ることができますよね。
これを人生に応用するならば、
すべてが単純に割り切れるものではないこと。
0を「霊的なもの」として捉えれば、「割り切れない」存在があること。
たとえば、
0➗0
数学的には答えは「不定」や「無限♾️」となります。 これは、「すべての数に当てはまる」とも言えますし、「どれにも当てはまらない」とも言えます。
つまり、この世界はすべて決まっているわけではないし、決まっていないとも言える。
物事を数学的に単純に決めつけるのではなく、
「割り切れないことの価値」
を見出すことが大切なのではないでしょうか。
これは、人生そのものにも当てはまります。
私たちは、何かを経験したとき「白か黒か」「正しいか間違っているか」と、はっきり答えを出したくなります。しかし、0➗0のように、どの答えにもなり得るし、どの答えにもならないような事象も存在するのです。
すべての出来事には無限の可能性があり、解釈次第でどうにでも変わる。
数学を単なる計算だけで終わらせるのではなく、こうした考え方を通して人生に活かすことこそ、本来の「まなび」ではないでしょうか?