パーコー麺の大盛り四つと普通盛り一つね

僕はですね。YouTubeチャンネルを３つやらせていただいております。
一つはバッドボーイズきよとオフィシャルチャンネル、そしてもう一つは身の丈呑み
そして、最後にきよと王国というチャンネルをやってまして、なんで３つもやってるのかと言うと
それも僕らしいと言えば僕らしいのですが、ざっくり言うと、きよっちゃんYouTubeやろうよ！と別々に誘われて僕は即答でいいですよと
そしたら、いつ間にやら３つになったという事です。
そして、新年早々、きよと王国というチャンネルの方のロケで地方にYouTubeロケに行ってきました、ある土地にきよと王国なるものを創りそこの僕が国王となるという壮大なYouTubeです
空き土地に建ててあったボロ屋を解体して平地にして、そこから建物を建設する的な今の流れです
でね、王国の建設作業を午前中に終えて、ある食堂に行った訳です
雰囲気があって古い民家のような佇まいの食堂
狭めの店内に入ると丁度2名程のお客様が出られるタイミングで、店内は僕とスタッフ2人の３人だけ
スタッフの1人が携帯で調べてくれて見つけてくれた食堂、しかもパーコー麺がお勧めらしいので悩んだあげく、僕はパーコー麺を頼むことに
この老夫婦が営んでる食堂はどうやら出前もやってるらしく出前の電話も鳴ってて
電話を取っていたのは、セミロングのおじさん
60歳くらいだろうか、、おそらく老夫婦の息子さん、、ということは老夫婦はいくつなのだろう。
とか思いながらパーコー麺を待ち侘びていると
一件の出前の電話が鳴った
電話を取るなりセミロングおじさんの声が僕の耳に届いた
「　はい、はい、はい、パーコー麺の大盛り4つ
ですね！はい、で、普通盛りが１つはい　」
僕が食堂に来たのは13時半頃、この時間に出前とは相当人気のお店なのだろう
本当に人口が少なそうなこの町で皆んなのお気に入りの食堂、しかもやはりパーコー麺が人気なのだろうそう思って聞いていると
「　はい、はい、繰り返します！19時半ね！
パーコー麺大盛り４つと普通盛り１つね　」

あ、夜の出前の予約なんや
もう夜の出前の予約ということは夜のパーコー麺を楽しみにしてるんだな
もう既に今、パーコー麺の口になってるんだろうな
家族かな、何かの集まりかなとか想像しながら
するとセミロングおじさんの最後の確認の声が聞こえてきた

「　はい、最後に確認しますね！
明日の19時半
パーコー麺大盛り4つと普通盛り１つ
かしこまりました！はい！」

そうして電話を切った