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西山御殿
2019/9/28 Saturday
水戸黄門で有名な、水戸藩2代藩主徳川光圀公が亡くなるまでの10年間隠棲した西山御殿に行ってきました。特に徳川ファンでも歴史好きでもありませんが、質素倹約を藩風とした水戸家のご隠居の暮らしぶりは、どんなだったか興味があったのと、自分の隠居の参考にもと(笑)
水戸まで輪行し、ペダルを踏んで北上します。ところどころある蕎麦畑には白い花が咲いていました。一時間ちょっとで常陸太田駅を抜けると到着です。
建物は文化14年(1817)に焼失し,文政2年(1819)に三分の一の規模で忠実に再現され,敷地全体は現在「西山荘」と呼ばれているそうです。
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薄曇りの天気で、お客さんもいなくて、ゆっくり見ることができました。光圀公はここで自ら始めた「大日本史」の編纂に生涯を捧げ、その傍ら領民と親交を重ね「黄門さま」と慕われたそうです。
ドラマや小説では江戸城のうるさがたとして、大奥から嫌われたりしてましたが、めんどくさいけど根のいい頑固オヤジという感じだったのかなと思います。(あくまでも個人の感想です。)華美を嫌った光圀公が理想郷としていたこの場所は、一見の価値ありというものではなく、静かに往時を偲んで見るものでした。
帰りは海のほうに出てみようと東に向かいます。
途中越えた「さと川」は、やたらきれいな水でした。水遊びしたかったけれど、我慢して、大甕神社を通り過ぎ、灯台のある公園まで行ってちょっといろいろ摂取。
真上をブルーインパルス(だと思う)が訓練飛行をしてました。
工事中の大甕駅から輪行して帰りました。
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